天使の妹は [完結] (ページ47)

今日:94 hit、昨日:62 hit、合計:170,592 hit

47 🐰 ページ47

その後、仕事を無事に終えて俺達は帰宅
Aも、色々あったからと今日はそのまま直帰になった

一度家に帰したけど、……どうにも気になる

あんなことがあって怯えていないか…

SM「そんなに気になるんなら行ったら？」
FL「どうせ隣だし、」
IN「何かあったらすぐ連絡するし」

……うちの弟達は出来た弟達だな

LK「……行ってくる」

て事で、隣のインターフォンを押せば
すぐに出てきたA

……なんでまだスンミニのパーカー着てんの？
家に帰ったんだから着替えろって

『…リノさん…』

……なんか様子がおかしい？

LK「家に誰かいた？」
『ち、違います！そこは大丈夫です！』

…それならいいけど…

『入ります…よね？』
LK「…入っていいなら…」

あれ？
俺達なんでこんなにぎこちないんだ？

そして家に入って気づいたけど、
LK「何でどこもかしこも電気が？」

家中の電気、ついてるんじゃ？
めちゃくちゃ明る過ぎないか？

『…あの、ちょっと暗いかな〜って…』

まぁ、夜だからな、
電気ついてない部屋は暗い…って、あ、
さっき俺が助けに入った時、部屋の中暗かったな
あれか？あれが原因なのか？

LK「…ねぇ、俺と二人は怖い？宿舎行く？」

俺だって嫌だけどアイツと同じかもしれない
好きな女と二人でいて何もしないなんて言いきれないし

『…怖くないけど…』
LK「うん、……けど？」
『……怖くない』

怖くないけど怖くないって何だよㅋㅋ

怖がらせたくないけど、一応確認はしておきたい

LK「本当に怖くない？」
一歩近づいてAの手を取り抱きしめる
『リノは怖くない…』
Aが俺の腰に手を回してきた
どこも震えてないみたいだけど…

LK「俺も男だけど？」
『知ってますよ？リノさんが女性なわけないじゃないですか』
LK「さっきはヒョン達見てたから未遂にしたけど…」

覚えてるよな？
口の端の血を舐めた時のこと

『うあ！？』

変な声出たㅋㅋ
下から俺を見上げてる顔が真っ赤で可愛い
この人、本当にヌナって感じしない

LK「Aが嫌がることはしない
でも、あそこでヒョンに言ったって事は、俺と付き合ってくれるってことでしょ？」

“ 護ってくれる人出来たから”
あれって、ハッキリとは言ってないけどそういう事でしょ？
俺はそうとらえたんだけど？

『…私、職失いませんか？』
LK「大丈夫でしょ、そんな事させないし」

『…じゃあ、付き合ってあげても良いですけど…』

強気じゃん
本当は今もまだ恐怖心拭えてない癖に