天使の妹は [完結] (ページ35)

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Aさんと分かれて部屋に戻り
腹が減ったので冷蔵庫を見てみた
…何だ？食材多くないか？

SM｢あ、リノヒョンおかえりなさい｣
IN｢あ、ヒョン！…ヌナをご飯に呼んでいいですか？｣

え？Aさんを？
まあ、タイミング良く今一緒に帰って来たけど
…今何時だと思ってるんだ？
こんな日付が変わる頃に飯食う女子なかなかいないだろ
もっと早い時間ならまだしも…

でも、呼ぶにしてもテーブルは綺麗
デリバリーでも頼んだのか？
それなら…

LK｢俺の分も頼んでくれたら良かったのに…｣

Aさんのことは気遣うのに俺のことは無視か
そうかそうか、よく分かった、酷い弟達だな、

SM｢リノヒョンが作ります？僕が作ります？｣
LK｢は？｣
SM｢豚キムチチゲ｣

…これから作るのか？
それなら食べるの何時になるんだ？
Aさんを俺達と一緒にするなよ？

LK｢…はぁ、作っておくから呼んでこい
その代わり絶対呼んでこいよ？お前達の可愛さなら出来るだろ？｣

こう言っとけば呼んでくるだろうから
少しでも早く用意してやろう

SM｢はーい、行ってきまーす｣
IN｢え？絶対？｣
FL｢うん！呼んでくる♪｣

…スンミナ、最初から俺に作らせる気だったぽいな
にしても、前に言ってた飯ネタ、本当に…こんな直ぐに持ってくるとは思ってなかった
…あいつ、俺の事分かりすぎだろ…

そして5分もしないで玄関が賑やかになった

…絶対連れてこいって言ったけど、
まさか本当に連れてくるとは…いや、連れてきたのか？
彼女の声はまだ聞こえてない

SM｢リノヒョンただいまぁー｣
FL｢Aヌナ、連れてきましたあ！｣
IN｢僕とヨンボギヒョンの可愛さに負けたそうですㅋㅋ｣

『…自分で言うんですね…』
しっかりやさぐれた顔してんじゃんㅋㅋ
相変わらず素直すぎて笑える

LK｢…まさかこんな早く欠落するとは…｣
料理なんてまだ何にも出来てないわ
『…はぁ、手伝いますよ』

IN｢え！？ヌナの手料理食べれるの！？食べたい！！｣
FL｢やった！嬉しい！｣
…うちの素直代表は…一応Aさん、客人だろ？
いいのかよ、それで…

『2人の方が早いと思いますよ、』
LK｢…あぁ、じゃ、頼むわ｣
そう言って貰えるなら、頼むけど

なんて始まった料理だけど
確かにAさん、手際がいい
いつものキャラと全然違う
どこか抜けてたり、危なっかしいイメージなのに
料理中はそんな事ないのが不思議だ