天使の妹は [完結] (ページ31)

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仲良しかどうかは別として
最近まともに話しかけてくるようにはなった
それはやっぱり、私がパニクったあの日がきっかけ

でも、それをこの子達に言うのも…なんか違うな
ってことで、
『特に何も無いけど？』
シラを切ってやる←

LK｢特に何も無いなんて寂しいなぁ、俺達のあの夜は何だったの？｣
『……は？』

HN｢……え！？｣
FL｢ぇえ！？｣

どの夜の話？え？そんな夜の記憶無いけど？！
え！あ、パニクッたの夜だね
そして双子！！
手を取り合ってめちゃくちゃぴょんぴょんしてんだけど、
可愛いけどやめて！
この人の嘘にまんまと乗せられないで！？

IN｢ヒョン！それ、僕の前で話しても良いやつ！？｣

イエンちゃん、顔がほんのり赤いね、
おいこら、誰と誰で何を想像したのかな？←

LK｢あんなに手を握って、目を合わせて、名前を呼んだのに…それでも何も無かったって？｣

…この人、上手く本当のことしか言ってこないあたり
マジでタチ悪い

確かにパニクった私に対して片手掴まれて、目を合わせて名前呼ばれたけど、あれ、違うくない？
あの夜って、そんな言い方されんの？

『リノさん、私の事からかって何が楽しい？』
LK｢俺は何もからかってないけど？｣

…これでからかってないだと？
じゃあ、何だって言うんだ…
勘弁してくれ

『とにかく、イエニ達も誤解しないで、私達は何も無いから』

ここは強く言い切らせてもらうけど、リノさんには出会いの時も、この言ってる夜も確かに助けてもらった
でも、それだけ
私は会社の所属タレントとどうにかなりたいとか、そう言う欲はない
パフォーマンス中の彼らはかっこいいと思うけど、だから好きに結びつくほど単純では無い
ましてやうちには極悪非道な堕天使がバックにいるんだ←
きっと自由恋愛なんてさせて貰えないだろうし。

なんならセブチの誰かとくっつけられそうだよね
ミンギュだけは勘弁だけど
人の秘密勝手に打ち明けるような奴はアウトだし

LK｢俺、結構気に入ってるよ、Aさんのこと｣

HJ｢……へ？｣
HN｢え！？あのリノヒョンが興味！？｣
SM｢…天変地異…｣

『…マジで意味わかんない…え？私今何語聞いてる？
いきなり韓国語がおかしくなった？理解不能なんだけど？』

驚く00'sとマンネ
頭がついて行かない私
笑ってる次男(元凶)

BC｢あれ？何かあったの？｣
CB｢リノヒョン、めちゃくちゃ楽しそうだね｣

トイレから戻ってきた2人には…誰か説明しといて、
私にはもう無理だよ…