28 ページ28
『…はぁ、寝れない』
今日は色々ありすぎた
何なんだろ…
チャンビンさん、ディノちゃんと仲良すぎでしょ
なんで私の事なんて話してたのさ、意味がわからない
しかもダンスのことなんて…
ハニオッパが練習生になった時になんでか私も一緒に連れていかれて、でも、私にはこの傷があるから
あんなに肌を出すヨジャドルなんてなれる訳もなくて、興味が持てなかった
でも、オッパ達がステージに上がる前にするメイクはすごく興味があった
あんなに人を輝かせる仕事があったんだ!なんて思ったくらい
興味を持ったら即行動な私は
そのままメイクの専門学校に入って勉強を始めて、…卒業したらすぐにプレディスに呼ばれた
オッパが声掛けてくれたんだと思うけど、メイクはやりたかったからそのままプレディスに就職した
結局オッパが色々力を貸してくれてるんだって思ったから、オッパ達が困ってる時には私も力を貸さないといけないって思ったから
誰か不在とか遅れる時には動線確認とか出来ることはした
できることしかしてない…
それにこの傷、全然オッパのせいじゃなかったじゃん
なんならオッパは助けてくれたのに…
なんであんな重要な出来事忘れちゃってたんだろ
そして、なんでバンチャンさんの一言で思い出したんだろ…
あれはやばかったなぁ、
『や!やだ!やめて!離して!!』
BC「…え、待って、落ち着いて、」
あんなやり取り、絶対バンチャンさんが誤解されるじゃん
そんな人じゃないのに…
本当に申し訳ないことしたな…
でも、その後の
『やだ、怖い…オッパ、助けて…』
は無意識だった
やっぱり私はオッパに頼りすぎてるな…
……あ、
でも、あんな錯乱状態にあったのに
LK「A!戻ってこい!」
リノさんの声
直接脳に呼びかけられたみたいに頭に響いてきたな、
何でだろ…
すぐ自分をとり戻せたのは…助かった
普段あんなおかしな人なのに…
ていうか、あの人私の事今まで避けてなかった?
なんかそんなふうに感じてたんだど…
それに一度だって、他の子達みたいにヌナなんて呼んでもらったこともないし…
いや、今までも、それにスキズの子達も、距離が近いから忘れてたけど、リノさんの距離感って、当たり前の距離か
そう考えてたら私の頭も相当バグってんな
528人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まこと | 作成日時:2023年10月28日 20時