27 🐰 ページ27
SM「おかえりリノヒョン」
LK「まだ起きてたのか」
SM「もう寝るけど…なんか楽しいことでもあった?」
LK「……へ?」
SM「顔、笑ってるよ?」
俺、笑ってた?
…楽しい事って言ったって、
LK「いや、別に楽しい事は無いけど…」
SM「ないけど、でも、何かあったんでしょ?」
……こういう時、コイツは俺の事よくわかってるよな、って感心する
でも、本当にそんな楽しいことではない…と思うんだけど…
LK「隣りさ、Aさんだった」
SM「え?Aヌナ?」
Aなんて共通の知り合い、その人くらいしかいないだろ
LK「遅い時間だし、色々あってチャニヒョンと3人で歩いて帰ったんだけど、まさかの隣の部屋だった」
色々と端折ったけど、話は通じるだろ
SM「へ〜、今度イエニ誘って遊びに行こㅋㅋ」
お前達なら可愛がられてるからそれもありなんだろうな
でもそれなら、ヨンボギも誘ってやれって
あいつ1人置いていかれたら拗ねるぞ
SM「ヒョンも行く?」
LK「…いや、行かないよ、あの人にも仕事があるだろ、邪魔すんなよ」
俺は違うだろ
なんで俺も誘うんだよ
しかも随分とニヤニヤしてるし…
SM「あ、今度食事に誘おうかな?」
…は?食事?それは、
LK「ダメだろ、写真撮られたらどうすんだよ、あの人にも迷惑がかかるし、何よりジョンハン先輩に居場所バレるじゃん!」
そう、スンミニと2人で食事なんて、写真でも撮られたら終わるじゃん
俺達のところにいるのすぐバレて待つのは強制送還だろ
次はもうどこにも逃げられないようにされるかも…
SM「ヒョン、ここで作って誘うんだよ?
僕がヌナと2人でホテルでディナーでも考えたの?ㅋㅋ」
……ここ?
は?ここ?
LK「…お前、作らないじゃん…」
SM「そうかもㅋㅋ」
LK「作るの俺かよ」
SM「そうかもねㅋㅋ」
笑いながら部屋に戻って行ったスンミナ
あいつ、マジでやってくれたな
なんだよホント…
俺も俺で、何焦ってんだよ…
例えスンミニが本当にあの人を食事に誘ったとして、二人がいいならそれでいいじゃん。
ジョンハン先輩が彼女の兄貴ってだけで、なんの問題もないじゃん
……余計なこと考えるのやめてもう寝よう、もう知らん
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作者名:まこと | 作成日時:2023年10月28日 20時