私のお姉ちゃんPart2

循環器科2 ページ4

飛鳥side
予想通り嫌そうな顔の七瀬を引っ張って、麻衣ちゃんと仮眠室に来た。
やっぱり身体熱い(汗)
麻「体調悪いんでしょ？いつから？」
七「悪くないもん…」
麻「顔赤いけどなぁ(汗)
まぁ、とりあえず熱測って？」
七「熱ないもん…」
飛「はいはい、測ろうね」
熱が高い時の七瀬は少し幼いから、小児専門の私たちは慣れたもの(笑)
ピピピッ…
飛「38.2℃もあるじゃん」
麻「よくこれで仕事で来てたね(苦笑)
聴診と喉見せて？」
私は少し抵抗する七瀬を宥めながら、麻衣ちゃんのお手伝いをする。
麻「うーん、やっぱりかぜだね。
Aも玲香も救命いるから連れてくね」
飛「わかった」
熱があることがばれて本人もあきらめたのか、さっきよりしんどそう(汗)
飛「これ、七瀬の荷物。ほかには大丈夫？」
七「…ぅん…」
麻「ありがとね」
飛「お大事に(笑)」
麻衣ちゃんに支えられながら七瀬が帰って行った。

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