私のお姉ちゃん

リビング4 ページ30

麻衣side
さっきみんなを送り出した。
Aはソファーでくつろぎながらテレビを見てる。
麻「A、洗い物してくるから何かあったら言って？」
A「うん」
声をかけて、私はキッチンに向かった。
洗い物と言っても軽くゆすいで食洗器に入れるだけだから、そんなに時間はかからない。
よし、おっけー。
次は洗濯物を外に出して…
休みの日は家事がはかどる。
〜11時半〜
麻「あれ？もうこんな時間？」
時計を見ると、思っていたよりも時間が経っていた。
A大丈夫かな？
読んでいた本を置いて、ソファーに近づく。
麻「A？」
A「……ん…」
反応鈍くない？(汗)
少しブランケットをめくると、赤い顔でうとうとしているAがいた。
これ、熱上がったでしょ(汗)
麻「A―、体温計挟むよ」
声をかけながら、さっと体温計を挟む。
触った感じ、けっこうありそう(汗)
ピピピッ…
麻「うわっ！」
体温計に表示された数字は40.1℃(汗)
高いとは思ったけど、ここまでとは(汗)
麻「A、A」
軽く肩を叩いて起こしてみる。
A「……まいちゃ…」
麻「お熱高いから一緒に病院行こ？」
A「…ん…」
本人もかなり辛いのか、頷いてくれた。
麻「じゃぁ、ちょっと準備するから待っててね」

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