私のお姉ちゃん

朝 ページ3

麻衣side
初めまして、私は白石家の長女麻衣。
医者として働いている。
専門は血液腫瘍科。
名前だけ聞くと重い感じがするけど、毎日やりがいを感じながら楽しくやってる。
もちろん大変な科ではあるんだけどね。
今日は私が一番に起きた(笑)
でも、いつもは6時半ぐらいに起きてくる大人組が今日はなぜか起きてこない(苦笑)
あ、でもちょうどよかったかも。
ご飯も作ったし、紹介がてら妹たちを起こしに行こうかな(笑)
まずは2階の一番奥、私の前の部屋。
麻「真夏ー、起きてー」
次女の真夏。小児科医。
兄弟の仲で唯一の外科専門で、手先がとっても器用(笑)
ふわふわしていて優しい。
真「んー………スーッ」
あれ？起きると思ったのになぁ(汗)
麻「まーなーつー、遅刻するよー」
真「あぁ、麻衣ちゃん声大きいよー(汗)」
麻「だって真夏全然起きないんだもん。ご飯できたからリビング行ってねー」
真「ふぁぁ……はーい…」
真夏は大人組の中で一番寝起きが悪い(苦笑)
次は私の隣の部屋。
麻「七瀬ー、朝だよー」
七「んうー…眠いー…」
目をこすりながら起きたのは3女の七瀬。
七瀬も小児科医で、専門は循環器科。
子供たちいわく、怒るとけっこう怖いらしい(笑)
まあ、性格がはっきりしてるのかもねー(笑)
でも、優しくて頼れる存在。
麻「ご飯できてるから下行ってね。真夏もいると思うから」
二度寝してなかったらね(笑)
七「はーい」

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