Liar 3

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「えっ…」









聞き覚えのある声とセリフ。









マリ「この声とセリフに聞き覚えありませんか？」









「もしかしてあなたが…」








マリ「…はい。







"マリカ"







です。」









…風磨さんがBitterで健人に電話をかけた時の。








「嘘でしょ…」








マリ「ほんとですよ。







…あ、ちなみに僕、そんな趣味ないですからね？笑」







何て彼のジョークにも返すことができない。








マリ「僕は貴方に真実を伝えるためにやって来ました。








…今から言うことは全て本当のことです。








いつも健人くんから相談を受けてて…。








本人がAさんに中々話そうとしないので、彼には内緒だけど勝手に僕が来ました。








どうしても、Aさんには知っておいて欲しくて。








真実を知らないまま " 嘘 " に流されて、正しい人を傷つけて欲しくないんです。」








「…それって健人のこと？」








マリ「…僕は嘘をつきません。








…ひとりの女性に執着して、相手の弱みに付け込んでまで自分のものにしようとするような悪魔と違って。」





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