【Free!】イルカとサメに溺愛される彼女?! part3

64Fr!：勝ち負け ページ10

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−凛「お前ら…それにAも…」


私はそのまま真っ直ぐ凛を見つめた。



凛「こんなとこで何してんだよ。そういやお前らも泳ぐんだったな。」



何でだろ…凛が勝って一位を取った。

それなのに私はありがとうって言えない。

言いたいのに、何かが心の中で引っかかっていて…



貴「ねえ、凛…ハルのこと知らない…?」



凛は知ってるはず。


しかし彼の目はつり上がり、険しい表情になってしまった。



凛「そんなにハルが好きかよ…」



え…?!


何言ってるの？


私は二人の彼女であって、両方が好きなんだよ…



凛「結局Aが見てるのはハルだけなんだよな。あいつのどこがいいんだよ…！」



貴「凛…っ…」



何も言い返せない。


今の彼は何を言っても壊れてしまいそうだった。


かける言葉が見つからない…



凛「ふん、それほど俺に負けたのがショックだったのか。勝ち負けにはこだわらねぇ…タイムなんか興味無いって言ってたくせに。」


勝ち誇ったように凛は言う。


違うよ…ハルは勝負に負けたくらいで落ち込んだりしない。


何か他に理由があるはず。



貴「何かきっと…」


怜「勝ち負けじゃない…何か他に理由があったんじゃ…」


私の言葉を遮って怜君も言う。



凛「あぁ?!水泳に勝ち負け以外何があんだ！」



真「あるよ。」



ずっと黙って見ていた真琴が口を開いた。


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65Fr!：あの時と今の泳ぎは…→←63Fr!：仲間でもあるから

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