58Fr!:同じ気持ち ページ4
貴方「凛、どうしたの?!」
急に凛がきたから私はびっくりしていた。
いつもより、自信満々な顔つきなのも気になった。
凛「ここにくる理由なんて、一つしかねぇ。
フリー泳ぐ前にAに会いたくなってよ。」
貴方「そうなの?!今日は頑張ってね!」
凛「あったりめぇだろ、お前のために
今日まで練習してきたようなもんだし…//」
照れくさいのか、言葉を濁している。
そっか…私が凛の泳ぎを楽しみにしてるっていったから…//
なんだか、嬉しさがこみ上げてきた。
しかし、凛の視線がハルの方へ向いていくのを見て私はドキッとした。
そう言えば、この二人はレーンが隣同士だった。
それは、タイムもほぼ互角ってこと!!
凛「ハル、今日こそ俺とお前の差を
はっきり見せてやるよ!!
わざわざタイム落として、お前に合わせて
やったんだ。」
タイムを落とした…?
ハルはあんなに一生懸命泳いでいたのに、
凛はそれ以上に早いってこと?!
遙「…受けてやる。」
凛「まぁ、おまえらが決勝に上がれるなんて…
わかんねぇしな。」
凛はゴーグルを引っ張っていった。
遙「俺は…Aのために、
フリーを泳ぐ…!!」
ハル…いつもより、熱が入った口調だった。
とても普段の彼からは想像もつかない、強い一言だった。
凛はハルの言葉に鼻で笑うと、私の頭を撫でて去っていった。
遙「A…俺は、あいつと勝負できることが
本当は、嬉しいのかもしれない…けど、
まだ分からないんだ。自分の本当の気持ちが…!!」
ベンチに座り、俯いているハル。缶ジュースを持つ手が震えていた。
貴方「そんなに急がなくても、大丈夫だよ。
凛だって、きっとハルとおんなじ気持ちなんだよ…」
遙「嗚呼…」
ハルの不安が少しでも軽くなるといいな…
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舞 - 私は、もも落ちが良いです! お願いします♪ (2014年10月13日 16時) (レス) id: b768533a3e (このIDを非表示/違反報告)
ALICE@animax(プロフ) - ゲス兎さん» はい!リンちゃん落ちも書きますのでお楽しみに~(*^_^*) (2014年9月3日 22時) (レス) id: 1a2966e43e (このIDを非表示/違反報告)
ゲス兎(プロフ) - りんちゃんオチがいいです〜 (2014年9月3日 21時) (レス) id: 95beb1ef77 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE@animax(プロフ) - はるリン溿さん» はい。両オチですけど、ハルちゃんをかっこよく書けるように頑張ります♪ (2014年9月2日 15時) (レス) id: 1a2966e43e (このIDを非表示/違反報告)
はるリン溿(プロフ) - ハルちゃんおしが良いでーす♪ (2014年9月1日 22時) (携帯から) (レス) id: 2b37b85c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海音 | 作成日時:2013年12月12日 22時