【Free!】イルカとサメに溺愛される彼女?! part3

78Fr!：あいつらのリレー　〈凛side〉 ページ24

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走りつづけていると、日の光が射し込んできた。


似「ま、待って下さい、松岡先輩!」


似鳥が呼ぶけど、その声は俺の耳には入ってこない。


なぜなら…飛び込み台の方に、ハル達がいたからだ。


あいつら、リレーにエントリーしてたのか。


なんだ、この胸騒ぎは…



凛「っ…!」



俺は思わず、唇を噛み締めた。


−ピッピッピー


笛の合図で一番目の奴らがプールに入った。


−ピッ!


＿＿せーい!!



合図とともに一斉に泳ぎ出す選手たち。


吸い寄せられるように奴らの泳ぎに見入ってしまう。


でも、やっぱあいつの泳ぎはほかの奴より一歩上をいっている。


あの泳ぎ、何も寄せ付けない荒々しいダイナミックな泳ぎ。


あの頃とちっとも変わんねぇ…真琴の泳ぎ。



−ザバッ!


真琴が泳ぎ切り、タッチすると渚が飛び込んでいった。


忘れやしねぇ…あの渚のストローク。

後半で追い上げ、手が伸びるような錯覚を起こすストローク。


渚が泳ぎ切ると、次の奴が飛び込んでいった。


…誰だっけ、あいつ…？



凛「…!」


なんだ、そのバッタは…なってねぇ!!

なんで…お前みたいなのがあいつらと一緒に泳いでやがんだ!

なんで、Aの隣で笑ってんだよ!!



凛「っ…!!」


なんだ、俺…

泣くのを堪えてんのか…


ホントになんなんだ、この感情は…!


唇を噛み締め、前を見ると思わずハルと目が合った。


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2期小説の落ちアンケートはまだまだやってますので、コメントにてお願いします!!


一人一票までです!!

79Fr：答えはこれから　〈遙side〉→←77Fr!：リレーに出てる?!　〈凛side〉

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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