70Fr!:エントリー ページ16
・
・
ーそして大会が終わってしまい、先生や笹部コーチもいつの間にか帰ってしまった。
ハルは…さっき先に帰ると言っていた。
彼なりに何か思うことがあるのだろう…
個人種目は結局誰も勝ち進めなかった。
渚「終わっちゃったね…」
貴「そうだね…」
怜「でもやっぱり、地方大会行きたかったです。」
真「あれだけ頑張って練習してきたんだから、誰か一人ぐらいは行けるかもって思ってたけど現実は厳しかったか。」
怜「水泳は奥が深いです、やはり理論だけでは勝てない。燃えてきました。」
渚「まぁ、今更燃えてもしょうがないけどね。」
貴「あはは…」
本当は私も地方大会に行きたかった。
ハルと、凛と、皆と一緒に。
でも終わっちゃったことはしょうがないし、また来年…
江「…いいえ、しょうがなくありません。」
貴「江?」
江「まだ明日があります、大会二日目。」
江は皆を見ながら言う。
でも、二日目は…
渚「だって僕達のエントリー種目は今日で全部終わっちゃったんだよ?!」
真「うーん…二日目は確か、個人メドレーとあとはリレー…あ、江ちゃんまさか!」
そこまで真琴が言ったところで私も見当がついた。
ほんと江は発想がスゴいな…(笑)
江「…ごめんなさい!皆さんに内緒でメドレーリレーにエントリーしてました!」
全「「「えーー!?!?」」」
予想はしてたけど、マジで驚いてしまった。
江「先生には言ってあったんだけど…」
渚「それじゃあ、もしリレーに勝てば…」
江「地方大会に出られます。」
真「無茶だよ!急にそんなこと言われても…俺達、リレーの練習なんてしてこなかったし。」
貴「なんで私達に言ってくれなかったの?」
江「だって…遙先輩、リレーは気が進まなかったみたいだし…」
確かにハルは出てくれないかもしれない。
けど、私達皆が大会に行ける唯一の方法。
もちろん、私の答えは…
・
・
71Fr!:やってみたい→←69Fr!:考えても 〈凛side〉
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
84人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
舞 - 私は、もも落ちが良いです! お願いします♪ (2014年10月13日 16時) (レス) id: b768533a3e (このIDを非表示/違反報告)
ALICE@animax(プロフ) - ゲス兎さん» はい!リンちゃん落ちも書きますのでお楽しみに~(*^_^*) (2014年9月3日 22時) (レス) id: 1a2966e43e (このIDを非表示/違反報告)
ゲス兎(プロフ) - りんちゃんオチがいいです〜 (2014年9月3日 21時) (レス) id: 95beb1ef77 (このIDを非表示/違反報告)
ALICE@animax(プロフ) - はるリン溿さん» はい。両オチですけど、ハルちゃんをかっこよく書けるように頑張ります♪ (2014年9月2日 15時) (レス) id: 1a2966e43e (このIDを非表示/違反報告)
はるリン溿(プロフ) - ハルちゃんおしが良いでーす♪ (2014年9月1日 22時) (携帯から) (レス) id: 2b37b85c11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:海音 | 作成日時:2013年12月12日 22時