【Free!】イルカとサメに溺愛される彼女?! part3

56Fr!：緊張 ページ2

大会会場の応援席には、江や天ちゃん先生、

それに笹部コーチが先に来て席に座っていた。


ハルは準備体操をしている他校の選手を見ていた。

多分、江が一生懸命話してる調査結果も耳に入ってないとおもう…(笑)


もしかして…凛の事を捜してるのかな？

やっぱお互いに気にしてるんだ(笑)



貴方「ハル、そんなに捜しても凛はまだ

来てないよ。」



ハルは気恥ずかしそうに、私から目を背ける。

なんか、可愛い…


遙「別に…捜してなんか…ない…!!」


真琴「そのうち来ると思うよ。」


遙「だ、だから俺は捜してなんか…っ！」



真琴にもハルはいじられていた。

この二人のやりとりって、なんか癒されるんだよなぁ…

私は楽観視していた。


貴方「そうだ、ちょっとドリンク買ってくるよ。」


遙「俺もAと一緒に行く…」


ハルはいつものように、手を差し出してきた。

なんかいつもより、握り方が強くて緊張していることが分かった。


私はハルの緊張をほぐすように、

軽く笑いかけた。


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