キミはペット(猫) (ページ10)

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遊園地に到着した私たち4人

休日もあってかいい具合に混んでいる

MG『俺たち飲み物買ってくるから、2人でまってて？』

そう言ってウォヌの肩を組みながら笑顔で颯爽と消えるキムミンギュ

『あの』

初対面で取り残され沈黙が走る空間を破る彼女の声

『オンニはミンギュオッパのことかっこいいとか思いますか？』

答える暇もなく淡々と喋るナヨンちゃん

『わたしオッパが好きなんですよ、だから邪魔しないでもらえますか？』

おぉ、、

なかなかキツい子なようで、、

『オンニはさっきの人の彼女ですよね？』

“彼女”

その響きを聞いただけで赤面する自分が恥ずかしい

「か、彼女とかそういうんじゃn」

WN『彼女だよ、俺の』

飲み物を買いに言ったハズのウォヌの声のする方を振り向く

「か、彼女なんてなった覚えないわよ！」

WN『何言ってんの？いっつも一緒に寝t』

そこまで言いかけたウォヌの口を慌てて手で塞ぐ

MG『おまたせ～！そうだ、みんなであれ乗ろうよ、あれ！』

状況を把握していないミンギュは
むこうを指差して私達を急かす

オッパまって

とさっきより1オクターブ高い声でミンギュの後を追う彼女

そんな2人の後を追い
貰ったコーラを飲みながらついていく

WN『A』

急に耳元で低い声で囁くウォヌに一瞬ビクッと反応する

「な、なによ」

一歩先を行く私の腕をグイッと後ろに引いたかと思えば

WN『手つなご』

さっきより小さい声でそう言って
私の指に自分の指を絡めて来るウォヌ

その衝撃で飲んでいたコーラを吹き出しそうになる私

隣を歩く彼を一瞬横目でみれば

真顔で「なに」と言われまた慌てて前を向く

出だしからこんなにドキドキしてて
大丈夫なんだろうか。。