キミはペット(犬) (ページ3)

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アラーム《RRRRRRr》

「ん～」

目覚ましを手探りで止めながらも
今日は日曜だからもうちょっと

と二度寝にはいろうとした

誰かが肩をたたく

「なに～おんまぁ？」

寝ぼけながら開かない目をこする

『ごはんまだ？』

は？

、、気のせいか

『クゥン』

なんだおまえか

「おはよう～よしよし」

そう言って隣にいるはずの仔犬を触った

、、、え？

昨日のふわふわの毛並みには程遠い
なんだかスベスベするこの感触

そして
目を開けてみればそこにいるのは

可愛い仔犬ではなく
1人の少年

、、、、、、侵入者だ

そう脳が判断した

人は驚きすぎると逆に声が出ないというのは本当だったんだと今身をもって体験している

、、、

しかも毛布からだに巻いてるだけで
服きてない、、、、変態なの？？

なんだか急に眠気がさめ我に返る

『ワンっ！』

へ？今なんて？

脳が全く追いつかないのに
もうわけがわからない

っていうかあの仔犬ちゃんはどこに？

目の前の変質者を無視して
昨日の仔犬を探す

「おっかしいなあの子どこいったんだろ、、」

『ここいいるよ』

、、、、、

いやいやいやいや

私はなにも聞こえなかった、ほんとに

『ボクだってば、昨日拾ってくれたでしょ？』

「、、うそでしょ？」

『うそってなに？』

こんなことがあっていいのか

昨日のあの仔犬が
寝て起きたら人間になりましたって？

『おなかすいたよ、、』

サンタさん

あなたは一体
何しでかしてるんですか、、？？