やっぱ、Pleasant Animals！～SJのゆ・く・え☆～ (ページ7)

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４.1　叫び・・・リョウ君ページ7

怖いよ～！！オンマ～！！！(T△T)

誰よりも先に変身してしまった僕。

車から放りだされても、クルッと身体を回転させて、

なんとか道路に着地した・・・はずだった。

なのに、バランスを崩して道路からずり落ちて、

もう無我夢中で、必死に手足を動かして何かにしがみついたら、

それが道路の下に貼り巡っていた鉄骨の一部だったらしくて。

下を見たら目が回りそうな位、高い位置にいる。

まわりは鉄骨だらけ！

こんなところから、どうやって生還すればいいのさ！

とにかく、怖くて怖くて堪らない！(＞_＜)

：

あの時。

お酒が入っていた僕は、何台ものタクシーに追いかけられて、

すっごく腹立たしくなって、怒り巻くて変身した。

エイソン「お！リョウにゃん(^^♪」

とか言って、こんな時でも変身した僕を喜んで抱き上げたヒョンにもムカついて。

いくら優しくなだめるように全身を撫でてくれたって、

落ち着けるわけないじゃん！！

リョウ君「シャーッ！！！！(やめろー！！！！)」

僕は全身の毛が逆立つのを感じながら、怒りまくった。

そして、いっぱい暴れて、ヒョンを引っ掻いて・・・

エイソン「イテッ！」

どこを引っ掻いたかなんて、わかんないけど、

ヒョンの腕から飛び降りることに成功した僕は、

バスの中をとにかく走り回って、あちこちに爪を立てて、噛みついた。

エイソンヒョンは、それでも僕を抱き上げることに執着して。

たしか、投げ出される直前まで、僕はヒョンの腕と格闘していた。

そう言えば、途中でシオンヒョンがハムスターになってたな。

床の上をコロコロ転がって、誰かに拾われていたっけ。

マネ達は、全員一番前に集まって、運転手にあれこれ指示を出してたな。

喧嘩もしていたっけ。

僕が走って行ったら、誰かの手が僕を叩いて。。。(-"-)

で、その瞬間、投げ出されたんだ。

その時に、一瞬だけ見えたのは、ドムヘヒョンが誰かに覆いかぶさってた姿。

あれ、誰に覆いかぶさってたんだろう？

それに、服が裂けそうになってた気がする。

一瞬だから、よく覚えてないけど。

：

夜の暗闇でも、猫だから視界は比較的良好で、

黒い物体が、遠くの山へ飛んでいくのも見える。

そうこうしている内に、救急車やパトカーの音が遠くから聞こえてきた。

リョウ君「にゃ～ぁん！！！(助けて～！！！)(T◇T)」

道路上の騒がしさに掻き消されないように、

ありったけの声で、何度も何度も叫び続けた。