やっぱ、Pleasant Animals！～SJのゆ・く・え☆～ (ページ44)

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２３　ペット？　・・・ソヒヨンページ44

ガラッ！

私は、病院の受付で教えてもらった病室のドアを思い切り開けた。

居た！生きてる！！

ソヒヨン「A～！！！(T◇T)」

Aが横たわっているベッドへ一直線！

私はベッドにしがみつくようにして大声を上げて泣いた。

ソヒヨン「無事で良かった～ぁ！(T◇T)」

A「ソ、ソヒヨ～ン！(T◇T)」

つられるように泣きだしたA。

本物だって確かめたくて、Aの頬を何度も撫でた。

お互い涙で顔がぐちゃぐちゃだ。

しばらくして、私の肩に誰かの手が優しく置かれた。

振り向くと、Aオッパが優しい眼差しで私を見下ろしている。

あ、居たのね・・・(*_*)

オッパ「心配してくれてありがとう。」

そう言って私にティッシュ箱を差し出した。

ソヒヨン「ﾋｯｸ・・・ありがとうございます。」

私はティッシュ箱を受け取ると、涙を拭いた。

その時。

部屋の隅にあるパイプ椅子の上に、ウサギの入ったゲージが置いてあるのに気付いた。

病室に持ち込んで良いの？(@_@)

オッパ「イトクが事故の時に抱いてたウサギだよ。本当にペットなのか確かめる為に、
　今日だけって約束で、特別に病院から許可貰ったんだ。」

驚く私に説明してくれて、納得・・・って、あれ？

ペットじゃないかもって言ってる？

Aオッパって、ＳＪのヒミツは知らないんだよね？(@_@)

あ、他の人のって事？

オッパ「さっき確かめてきたら、イトクのペットだった。名前はミナだって。」

私は話を聞きながら、ゲージに近づき覗き込んだ。

ソヒヨン「ミ～ナちゃん(^^♪」

私が声をかけると、ウサギは首を横に振って私を睨んだ。

あれ・・・本当に普通のウサギ？(?_?)

私は携帯を取り出して待ち受けのキョヒュぴょんと見比べた。

随分と毛並みが似てる気がするな～？(?_?)

A「ソヒヨン。」

ふいに名前を呼ばれて、Aの方を向いた。

A「実はね、明日には退院なんだよ？自宅療養でＯＫだって。(^^)」

ソヒヨン「え！？大丈夫なの！？(＠_＠;)」

オッパ「実家は、療養するには最適なド田舎だからね。(^○^)」

幸せそうな兄妹の笑顔が私を見てる。

A「次、時間が出来たら、遊びに来てくれる？」

ソヒヨン「もちろん！(^○^)」

私は携帯をしまってAの傍に戻った。

Aオッパに椅子を勧められた私は、

Aの手を握りながら、また他愛も無い話が出来る事に感謝して座った。