やっぱ、Pleasant Animals！～SJのゆ・く・え☆～ (ページ5)

今日:9 hit、昨日:15 hit、合計:26,626 hit

３.1　お空にて・・・シオンページ5

ああ、神よ！！

助けていただいて、感謝します！

激しいカーチェイスに興奮し、

更にデッドヒートしてきた頃には、興奮しすぎて、何かに変身した僕。

バスの床をコロコロと転がって・・・って事は、僕は小動物になったんだな。

で、そんな僕を誰かが拾い上げてくれた途端に、大きな衝撃があって、

車の外に放り投げられたとわかった時には、

道路が遠くに見えて、自分が落ちていくのが分かった。

ああ。。。僕はこれで神の元に行くのか・・・

そう思って、でも怖くて、ギュッと目を瞑ったら、

いきなり、身体に何かが食い込んで、そのままふわり・・・

天国に行くのって、こんなに痛い思いをしないといけないのか？

そして、そっと目を開けて見たら、眼下に広がる森・森・森・・・！？

それから耳元にはバサバサと音がして、

でも、時々その音が消えて、風に乗るような感覚になる。

もしかして・・・

もしかすると・・・

シオン(君は、僕を助けてくれたんだね！！)

鳥(・・・？)

シオン(ありがとう！感謝するよ！)

鳥(・・・)

シオン(で、君は誰？)

鳥(・・・)

シオン(・・・)

たぶん、僕はこの鳥に助けられたんだ。

話をしてくれないのは、通じないから？

それとも、無口だから？

それより、この鳥は、僕をどこまで運んでくれるんだろう？

メンバーやマネージャー達は大丈夫だったろうか？

シオン(ねえ！他の人達の事、知らない？)

鳥(・・・)

シオン(あ、動物とか、僕以外に見なかった？)

鳥(・・・黙れ・・・(-"-))

シオン(やっぱり通じてるんだね？良かった～♪で、どうなの？(^○^))

鳥(黙れと言ったろ！！(-"-))

シオン(ケチケチしないで、教えてよ～。)

鳥(お前、自分の立場が分かってないな？(-"-))

シオン(・・・立場？(?_?))

鳥は、それ以上何も言わずに、僕を山奥まで運んで・・・って、

山越えた！？

え！？

どこ、行くの！？

シオン(君！！どこまで行くの！？)

鳥(俺の家だ)

俺の家・・・？

ていう事は・・・誰かに飼われてる鳥か！

やった～ヽ(^o^)丿

僕は、なんてラッキーなんだ♪♪♪

２時間もすれば変身は解けるし、そしたら飼い主に事情を話そう(^^♪

少しずつ顔を出した太陽がまぶしいぜ！！(≧▽≦)

・・・(・_・)？・・・太陽？？？

てことは、２時間以上経ってる・・・。

・・・(＠_＠;)え？

僕の身体は、小さいまま。。。

えええええ～～～っっっ！(＠◇＠;)