やっぱ、Pleasant Animals！～SJのゆ・く・え☆～ (ページ4)

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２.2　ここはどこ？・・・ソミンページ4

「気が付いたみたいね♪」

その声は、知らない女の人の声で、僕の前にしゃがみ込んだ。

隣には・・・あ！Aのオッパだ！

オッパ「これがさっきのミニブタの上にいた犬？」

「そうらしいですよ。そのおかげで、打撲と手足の骨折だけで済んだみたいで。
　もしかして、お腹すいちゃったかな？昨日から、何も食べてないもんね～」

オッパ「そっか。運が良かったな。」

ソミン「キャンキャンキャン！(ねえ！シンドは！？シンドはどうしたの！！)」

オッパ「お！元気だな～。」

「で、こっちが、イトクさんのペットと思われるウサギちゃんです。」

２人共、僕を無視して立ち上がり、僕の視覚から消えた。

どうやらここは、２段構造で、僕は下段で、ウサギは上段にいるらしい。

って、イトクヒョンのペット・・・のウサギ？

そんなの飼ってたっけ！？

オッパ「イトクに守られて良かったな～。(-"-)」

あれ？

Aオッパがちょっと怒ってる？

“イトクに守られて良かったな～”

僕の頭の中で、グルグル繰り返す、Aオッパのセリフ。

それって、Aが・・・？

え・・・嘘だろ？？？

違うよね！？

ソミン「キャン！キャンキャン！(ねえ！嘘でしょ！？嘘って言ってよ！！8(＞_＜)8)」

オッパ「ったく。キャンキャン、うるせーなー。引き取んねえぞ！！(-"-)」

え！？

僕の頭の中はパニックになった。

どういう事？

引き取る？？？

僕を？？？

なんで、Aオッパが？？？

キョヒュ(ヒョン、本当にうるさいですよ。)

突然聞こえたのは、キョヒュの声。

って事は・・・

ソミン(キョヒュ！助かったんだね！？)

キョヒュ(ええ。車から放り出される時、パニクって変身した僕を、
　イトクヒョンがとっさにかばってくれて。おかげでヒョンは・・・)

ソミン(ヒョンは・・・どうしたの！？)

キョヒュ(大けがして。うわごとで皆を心配しながら・・・)

まさか・・・

キョヒュ(救急車で運ばれたんです。僕を離さないから、僕も一緒に。)

ソミン(そ、それで？)

キョヒュ(手術室に入る時に、ヒョンも僕も麻酔を打たれて、気が付いたら、僕だけここに。)

ヒョン～～～(T◇T)

キョヒュ(変身も解けないし・・・。僕たち、どうなっちゃうんでしょうね？)

変身が解けない僕たちの不安はＭＡＸで。

そんな僕たちの気持ちを知らない、女の人とAオッパは、

僕たちを置き去りにして、その場を去って行った。