やっぱ、Pleasant Animals！～SJのゆ・く・え☆～ (ページ25)

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１３　一緒に♪　・・・ドムヘページ25

顔を手で触った感触や、見下ろした自分の身体の様子で、

ゴリラのままだとわかって、ひとまず安心した。

リス(何をしてるんだよ！俺の質問に答えろ！)

コツン！

ドムヘ(イテッ！)

僕の頭にドングリが当たって、地面で跳ねるのが見えた。

当たったところを撫でながら、上に居るリスの方を向いて、尋ねた。

ドムヘ(ねえ。その“変な生き物”って、何？)

リス(知らないよ！俺の仲間が、そいつに・・・食われたかも知れないんだ！)

ドムヘ(え！？(＠_＠;))

この森に、肉食獣が居るって事？

リス(驚いたフリしたって、ダメだぞ！お前も仲間なんだろ！)

ドムヘ(違うよ！)

リス(じゃあ、どこから来たんだよ！)

ドムヘ(どこって・・・)

聞かれたって、高速道路の方向もわからない。

答えられずに困っていたら、リスは僕を観察し始めた。

リス(う～ん・・・首の長い馬みたいのとは別物だな。)

え！？(＠_＠;)

首の長い馬！？

リス(おっきいくせに痩せ細った猫とも違うよな・・・)

大きくて痩せてる猫？？？

リス(あ！あれだ！お前、大きな亀と一緒にいるサルの仲間だろ！)

大きな亀と・・・サル！？

もしかして、それって・・・(・_・)

それって・・・(・▽・)

ドムヘ(ねえ！その首の長い馬とか、大きい猫とか亀とか、どこにいるの？)

リス(やっぱり仲間なんだな！(-"-))

ドムヘ(わかんない！だから、確かめなくちゃ！ねえ、どこにいるの？)

リス(フン！教えてやんない！)

ドムヘ(あ！待ってよ！！)

リスは枝の上を素早く移動して、幹の方へ行った。

ドムヘ(ねえ！一緒に行こうよ！)

僕の言葉に立ち止まったリスは、僕を呆れ顔で見下ろした。

ドムヘ(居場所、知ってるんでしょ？)

リス(なんで仲間を食った奴の仲間かも知れない奴と一緒に)

ドムヘ(さっきは“食われたかも”って言ったじゃないか！)

リス(うっ・・・(-_-;))

ドムヘ(だから一緒に行って、確かめようよ！)

リス(そう言って、俺が下に降りたら、お前が俺を食べるんだろ！(-"-))

ドムヘ(食べないよ！どうやって食べれば良いのか、わかんないもん！)

リス(お前、バカ？(ーー;))

ドムヘ(僕、ドムヘ！君は？)

リス(・・・人間は俺をタラム・・・？)

ドムヘ(タラム！さ、行こう！(*^_^*))

タラムの方へ両手を伸ばして微笑んだ僕は、

メンバー達に会えるかも知れないという期待でいっぱいだった。(*^▽^*)