やっぱ、Pleasant Animals！～SJのゆ・く・え☆～ (ページ11)

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６.2　無気力・・・ヒチョルンページ11

リョウ君(ヒョン！わかる？リョウだよ！大丈夫？)

ヒチョルン(・・・)

やっぱり、リョウにゃんか。

てか、大丈夫かどうか、見てわかんねえかな？(-"-)

リョウ君(ヒョン！ヒョンまで居なくならないで～！！(T◇T))

(@_@)え！？

それは、つまり・・・誰かが・・・って事か！？

ヒチョルン(・・・誰だよ・・・)

リョウ君(ヒョン！リョウだよ！)

違う！！

ヒチョルン(・・・居なくなったのは・・・)

リョウ君(シオンヒョンが・・・カラスに・・・僕のせいで・・・)

泣きながら語るリョウの話は、要領を得ない。

ドムヘじゃあるまいし・・・

俺は、話をする気になれなくて、また目を閉じた。

だるい身体は、俺を無気力にさせている。

悪いな、リョウ。

リョウ君(ヒチョルンヒョ～ン！)

また泣きながら俺の顔を舐めはじめるリョウにゃん。

参ったな、全く・・・。

バサッ・・・バサッ・・・

何だ、今度は？

鳥でも来たか？

リョウ君(あ！シオンヒョン！！)

シオンだと！？

あいつ、鳥になったのかよ！

そういや、さっき、カラスがどうのって言ってたな。

なるほど。。。

カラスになって逃げたのは良いが、獰猛な肉食獣に食われそうになったんだな。

バカな奴・・・。

シオン(リョウ～！良かった～！)

リョウ君(シオンヒョン！食べられなかったんだね！)

シオン(あはは！もちろんさ♪)

リョウ君(カラスさん！ありがとう！)

シオン(さあ、これで僕は君の餌になる事は無くなったよ。)

何を言ってるんだ？

俺は、また薄目を開けて見た。

すると、すぐ傍で、リョウにゃんとハムスターが、カラスと対峙していた。

ん！？

もしや、あのハム公がシオン！？

カラス(うるせー！お前は俺の餌だ！)

リョウ(あ！何すんだ！)

シオン(やめろ！僕は餌じゃない！！)

バサバサと羽を広げて、くちばしで攻撃をしかけるカラス。

それに負けじと、お互いをかばうように戦いを挑む猫とハムスター。

こっちは静かに眠りたいってのに・・・(-"-)

あ～、も～ぉ！！！

ヒチョルン「ガァーオ！！(うっせー！！)(▼皿▼ﾒ)」

バシッ！

俺は叫んで、痛む前足を伸ばして、カラスを払いのけた。

・・・はずだったんだけど。。。

目の前からはリョウにゃんとシオンハムの姿も無くて。

目玉を動かして探してみたら、

少し離れたところで、カラスと一緒に倒れていて、ピクピクしていた。

だ、大丈夫か・・・な？(・_・;)