やっぱ、Pleasant Animals！～SJのゆ・く・え☆～ (ページ2)

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１　ＳＭＥ事務所にてページ2

ＳＭＥ事務所では、集まった全員が、深夜の大事故にショックを受け、

特に行方不明のメンバーの家族は、大混乱してます。

社長「こんな事になるなんて、本当に申し訳ない。。。」

「あんたらが頭を下げたって、うちの子は帰ってこないんだ！」

「あんな場所で投げ出されて・・・道路の下は、大きな川ですよ！」

「川の周りは草木が生い茂ってた。」

「見つかっても、生きてる保障なんか・・・(泣泣泣)」

社長はじめ、重役たちも、何も言えず、ただただ、頭を下げるばかりです。

大騒ぎがおさまる気配も無い中。

ずっと黙り込んだままだった、ドムヘオンマが呟きました。

「もしかして・・・動物になって、逃げたのかも・・・」

それを聞いて驚いたのは、隣にいたウニクオンマです。

「ドムヘオンマ！？何を言ってるんですか！！」

「だって、あれだけの大事故ですよ？感情が高ぶって許容範囲を超えててもおかしくないわ」

「どっちにしたって、助かってる可能性は極めて低い。」

「そうかも知れませんけど、0％ではないと思うんです。」

「気持ちはわかりますけど・・・私達も、信じたいですけど・・・」

「信じましょうよ！あの子たちの事。きっと、戻ってきますとも！」

ドムヘオンマは、皆を元気づけるように、力強く訴えました。

他の親たちは、顔を見合わせて、周りの様子を伺っています。

「あの・・・」

その中で、申し訳なさそうに手を挙げたのは、Aアッパです。

社長「Aさんのお父様ですね。どうしました？」

「こんな時にあれなんですけど・・・動物に変身って何の事ですか？」

当然の質問に、全員が固まりました。

全員が、すっかり忘れていたのです。

行方不明者の家族の中にいるマネージャーの家族には、

ＳＪの秘密を知らせていなかった事を。。。

社長「仕方ありません。お話しましょう。」

社長がＳＪ達の秘密を話しました。

Aさん家族は、話を聞いて顔を見合わせました。

そして、オッパが気が付きました。

「じゃあ、動物病院や動物園に運ばれたのは、メンバーの誰かじゃないですか！」

「でも、あれから２時間以上経ってる。人に戻れば連絡があるはずだ。」

「感情がかたぶったままでも、人に戻れるんですか？」

その質問に、全員が黙ってしまいました。

返事が無いのでシビレを切らしたオッパ。

「決めた！動物たちは、俺らが引き取る！！」

オッパはそう叫んで、その場を立ち去ってしまいました。