一人と一匹。。。 ページ31
さて。
小道具室で見つめ合ったまま固まった、チャミさん、Aさん、ドムヘリスでしたが・・・
〜♪
突然鳴り出したAさんの携帯電話!
A「あ、パクマネです。もしもし?」
携帯で話し出すAさんと、それに気を取られたチャミさん。
ドムヘリス(今だ!)
ドムヘリスはくるりと向きを変えて、急いで部屋を出て行きました。
チャミ「あ!」
慌ててチャミさんが追いかけましたが、ドアを開けて廊下を見渡しても
もうドムヘリスの姿は見えませんでした。
:
:
小道具室の傍にあるトイレに逃げ込んだドムヘリス。
洗面台の鏡に映った自分の姿を見て、落ち込んでしまいました。
ドムヘリス(こんな姿じゃ勝負になんないよな・・・(T_T))
カチャッ・・・
ちょうどその時。
個室から出てきたのは、東方thinkのユホさんです。
洗面台で手を洗っていると、隣の洗面台の鏡の前でリスがため息をついているのを発見。
ユホ「誰だか知らないけど、大丈夫か?」
ドムヘリス(ユホ〜!!(>_<))
思わず駆け寄って、ユホさんの腕を伝って肩まで上ると、
ユホさんの顔に両手を伸ばし、ホッペに自分の頭をスリスリしたドムヘリス。
ユホ「よしよし。」
優しくドムヘリスの頭を撫でてあげるユホさん。
ユホ「で、今日はどこで仕事?」
鏡越しにドムヘリスと会話を試みます。
ユホ「打ち合わせ?」
首を横に振るドムヘリス。
ユホ「じゃあ・・・ボイトレ?」
また首を横に振るドムヘリス。
ユホ「あ、ダンスか?」
今度は首を縦に振るドムヘリス。
ユホ「服は?ダンス室?」
また首を横に振るドムヘリス。
ユホ「違うのか・・・。あ、でも予備はダンス室にある?」
今度は首を縦に振るドムヘリス。
ユホ「じゃ、このままダンス室まで一緒に行ってあげるよ。(^^)」
ドムヘリス(ユホ〜!大好き〜!)
ユホさんの顔に頬ずりするドムヘリス。
ユホ「あはは♪(^^)」
ご機嫌なユホさんは、肩にドムヘリスを乗せたまま、トイレを出てダンス室へ向かいました。
ドムヘリス(ユホなら、2人の喧嘩を止められるかも!ラッキー(^^♪)
:
:
ニコニコしながら歩く一人と一匹♪
ダンス室が並ぶ階へ着いたユホさんは、ドムヘリスを手のひらに乗せて問いかけます。
ユホ「で、どの部屋?」
ドムヘリス(あ・・・(・_・))
ユホ「まさか、わからないなんて言わないよね?(・・;)」
ドムヘリス(ごめん・・・( ̄▽ ̄;))
途方に暮れた一人と一匹でしたw
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koyuki(プロフ) - メェネェさん» ありがとうございます!まさか、そんな事を言ってもらえるとは思ってなかったので、すっごく嬉しいです!善処できるように努力しますね。本当に、ありがとうございます!<(_ _)> (2014年8月25日 20時) (レス) id: 1916766084 (このIDを非表示/違反報告)
メェネェ(プロフ) - すごく好きな作品です。できれば続きが読みたいです。 (2014年8月20日 21時) (レス) id: 303ae8e83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:koyuki | 作成日時:2013年11月30日 18時