６ わたしの味方！ の巻 ページ22
〜♪
ご機嫌に鼻歌を歌うドムヘさん。
Aさんからのメールに大喜びです。
一緒にいたウニクさんは呆れ顔。
「もぉ〜Aったら〜ぁ♪す〜ぐ僕のこと頼りにするんだから〜ぁ(^^♪」
「今度はなんだって？」
「だめ〜ぇ！ウニクには教えな〜い！(^^♪」
「あっそ・・・( 一一)」
「あ〜、困っちゃうな〜ぁ♪どうしよ〜ぉ(*^▽^*)」
「困るなら断れば？( 一一)」
「焼きもち焼かないのぉ！(*^-^*)」
「焼いてないし！(-"-)」
そんな二人の会話を苦笑しながら聞いていた、ＳＪマネージャーのチョンさん。
「ドムヘ。じゃあ、俺が一緒に行ってやるよ。」
(ﾟ∇ﾟ ;)ｴｯ!?
「な、なんでヒョンも？」
「だって、困ってるんだろ？俺、直属の先輩だし。」
「そ、そうだけど！」
アタフタし始めたドムヘさんを、気の毒そうに見ていたウニクさん。
「お前も暇なら来る？あ、ヒチョルンも結構ジムニと仲いいから、呼んでおこうかな。」
そう言って、携帯を取り出したチョンマネ。
「ジムニヒョンが関係してるの？」
ウニクさんがそう聞くと、
「たぶんな。あいつの今の一番の関心はジムニのことだから。
まあ、違っててもヒチョルンなら一緒にいても問題ないだろ。」
携帯を耳に当てながら、そう答えました。
ウニクさんは首をすくめて、隣で落ち込んでいるであろうドムヘさんに視線を向けると、
服の塊の中でうずくまって震えている子犬と化していました。
「ありゃりゃ・・・」
キーワードで元に戻そうとも思いましたが、
人に戻ったら、また面倒そうだと思い直したウニクさんは、
服ごと子犬を抱きかかえると、チョンマネにそれを見せました。
「またかよ・・・(-"-)」
チョンマネは、携帯をしまうと、首を横に振って歩きだしました。
：
：
その日の晩。
翌日のスケジュールの最終確認をして、事務所を出ようとしたチョンマネ。
そこへ「おつかれ〜」と入ってきたキムマネとバッタリ。
「ああ、ちょうど良かった！」
「何ですか？」
「ジムニのことなんだが、このまま退職するかもしれん。」
「ええっ！？」
「もしそうなったら、次の東方think担当にはお前をって話が出てる。
まだ確定ではないが、ちょっと心に留めておいてくれ。」
「は、はい。」
突然の告知に、ちょっと戸惑ってしまったチョンマネ。
「じゃ、お疲れ。」
そう言って席へ向かうキムマネに、
小さな声で「お疲れさまでした」と言うのがやっとでした。
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作者名：koyuki | 作成日時：2018年7月18日 9時
