だって、Pleasant Animals探偵団！～ＳＪは調査員 ☆～ (ページ19)

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５　気になって仕方ない　の巻2 ページ19

「どうだった？ジムニの様子。」

次の現場では、そのまま入れ替わる予定のSJマネの一人・イさんが待っていて、

Aさんがそばに来ると、すぐに聞いてきました。

「それが・・・私たちに迷惑かけたって、すごく気にしてて・・・」

「ああ。あいつの責任感、半端ないからな～。」

「いつも笑顔のジムニさんが、後ろ向きな発言しかしないんです。なんか、悲しくなります。」

「ま、アイツにとっては良い休暇になったと思うぞ？
　東方thinkの人気は尋常じゃないから、マネジメントも尋常じゃないしな。」

「それに輪をかけてるのは、ＳＪマネ達ですよ？少しは手加減してあげてください。
　２人にもしもの事があってからじゃ、遅いんですから！(-"-)」

「お前も偉くなったもんだな～。俺たちに意見するようになったとは。」

「そ、そんなんじゃありません！(@_@)」

「ほ～ぉ( 一一)・・・」

Aさんは、イマネから視線をそらし、ちょっとムッとしました。

(みんな心配じゃないの？私が気にしすぎ？でも・・・)

「そんなことより。ドムヘがジムでお待ちかねだぞ。早く行け。」

イマネはそう言って顎をしゃくります。

(“そんなこと”・・・か)

Aさんは「わかりました」と言って、

ドムヘさんの待っているであろう、ジムへと向かったのでした。

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「遅いよ、A！事務所に行くんでしょ！」

いつものジムの地下駐車場に到着すると、

ほっぺを膨らませたドムヘさんが走ってきました。

「すみません！って、よくわかりましたね、ここに停めるの。」

「ふん！(-"-)」

さっそく後部座席に飛び乗ったドムヘさん。

「じゃ、行きますね。」

ご機嫌斜めなドムヘさんを連れて、事務所へと車を走らせました。

しばらくは黙ったままのドムヘさん。

ふいに「あのさ」と声をかけてきました。

「ジムニヒョンって、そんなに悪いの？」

「え？」

バックミラー越しにドムヘさんを見ると、

なんだか心配そうな顔をしてこちらを見ています。

「だって、最近、よく行ってない？そんなに心配なほど・・・なの？」

自分と同じように心配している人が現れた気がしたAさん。

そのまま車をわきに寄せて停めて、振り向いて、

「実はっ、あのっ・・・」

ドムヘさんと目が合った途端。

(T◇T)ｳﾜｰﾝ!!

大声で泣きだしてしまいました。

(ﾟ∇ﾟ ;)ｴｯ!?

「な、何！？え！？？」

突然泣かれたドムヘさん。

プチパニックです！