だって、Pleasant Animals探偵団！～ＳＪは調査員 ☆～ (ページ18)

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５　気になって仕方ない　の巻ページ18

「あれ、今日も来てくれたの？」

東方thinkのマネージャー・ジムニさんの病室に訪れたのはAさんです。

「あ、また“悪い”とか“迷惑かけてる”とか思わないで下さいね。
　今日は総務部から労災の書類を預かったので、その手続きに来ただけですから。(^^)」

「そっか。・・・ありがとう。」

微笑んでくれるけど、今日もやっぱり元気がないジムニさん。

「怪我、早く治ると良いですね。」

「そうだね・・・でも、僕が居なくても仕事が回るのは証明されたし、別に・・・」

後ろ向きな発言のジムニさん。

Aさんは、どうにか元気づけたいと思いました。

「そんな事ないですよ。やっぱり、東方thinkにはジムニマネージャーです！
　私達は、あくまでも臨時ですから。早く復帰してもらわないと困ります。」

「そうかな？」

「そうですとも！チャミさんもユホさんも、ジムニさんを頼りにしてるんですよ？」

「はは・・・」

「本当ですよ？ＳＪのマネージャー達は、人使いが荒い！って、ボヤいてるんですから。」

「そういうAもＳＪのマネージャーでしょ？(^^)」

「あ！そうでしたネ・・・(^^ゞ」

そんな風に笑いあってみても、

やっぱりジムニさんの目は笑っているように見えません。

結局。

Aさんは、また来ると約束をして、病室を後にするしかありませんでした。

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「え？ヒョンが落ち込んでるって？」

東方thinkの歌番組の控室に入ると、Aさんは早速二人に相談しました。

二人はとても驚いています。

「いつも明るいヒョンが？」

「骨折したからって？」

二人はとても信じられないと口をそろえて言います。

「骨折が原因ではなくて、どうも周りに迷惑をかけてると思ってるみたいで。」

「まあ、ほかのマネージャーたちに迷惑かけてるのは事実ですからね。」

チャミさんはそう言ってクスリと笑いました。

「そうだよな。チビだって、SJたちのお守りだけでも大変なのに、
　俺たちの面倒まで見なくちゃいけないんだもんな。」

ユホさんがそう言って腕組みをします。

「そんなこと！大変なんて思ってません！」

Aさんがそういうと、チャミさんがAさんの肩に手をそっと置きました。

「ありがとう。じゃ、次のスケジュール先へ案内してもらえますか？時間、大丈夫ですか？」

Σ(@◇@)あ！！

「すみません！！」

慌てて控室を飛び出したAさんを、東方thinkは微笑ましく思ったのでした。