《イナズマイレブン&イナズマイレブンGO》30年間の合宿《男主》 (ページ2)

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東京都・稲妻町にある商店街のスポーツ用品が売っているペンギーゴの前では……

『？』

イタリアからやって来た小学生5年生の白雪Aはペンギーゴの前に置いてある籠の中に入っている、今日発売されたイナズマスパイクを目にして足を止めた。

イナズマスパイクは今日しか売っていなくて10足しか発売されていない超レア物でその商品が後1足しか残っていない。

Aはそのイナズマスパイクを手に取りじっと見つめている。

Aは容姿端麗と国宝級美形と言われる程の超美少女みたいな少年で商店街に買い物に来ている老若男女は思わず歩く足を止めてまで見ている。

『イナズマスパイク……』

？「あーーー！！！全部売り切れている！！！」

『！』

Aがイナズマスパイクを見ているとすぐ隣で聞き覚えのある声がして横を見ると雷門中サッカー部キャプテンの円堂守さんと風丸一郎太さんが居て円堂さんが限定のイナズマスパイクが売り切れているのに大きくショックを受けていた。

風丸一郎太「円堂が寝坊するから仕方ないだろ」

円堂守「仕方ないだろ！！今日から30年間サッカーが出来るから楽しみにしていたし。今日しか発売されていなくて10足しか発売されない限定品のイナズマスパイクが欲しくて寝れなかっんだぞー！！う……っ」

(雷門中キャプテンの円堂守さんと風丸一郎太さん。円堂さんがかなり落ち込んで……。もしかしてこのスパイクを買いに来たのですかね？それなら……)

『あの、雷門中のお兄さん。お兄さんが探し求めているスパイクはこちらですか？』

円堂「え……？」

風丸「？」

円堂「！！！そう！そう！！それだよ！そのイナズマスパイク！！」

『やっぱりそうでしたか』

円堂「もしかしてもう買ってしまっか！？10足しか無いし当たり前か……」

『いえ、ボクは見ていただけですので良ければどうぞ(ｽｯ…)』

円堂「えっ！！？」

風丸「！！？」

Aは悲しがっている円堂さんにイナズマスパイクを差し出した。

円堂「い……良いのか！？君もそのスパイクが欲しかったんじゃ……」

『いえ、気になって見ていただけですから(ﾆｺｯ)』

円堂/風丸「(ﾄﾞｷｯ!!)」

円堂/風丸(か……可愛い……女の子……。この子を見る為に他の買い物客も足を止めて……)