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臆病7 ページ8

音駒高校、朝比奈A烏野に向かってます。

「おい黒尾!ジャージ床に擦れてる!!」


「お前はオカンか」


「違うわ」
クロとやっくんは謎の言い合い、やっくんはオカンだよ

『ねぇねぇ、クロ、やっくん…皆』


「んだよ!!」


『ひぃ!?』


「おい黒尾」


「ごめんなさい」

謎のコントに海さんが仲いいなー、と言った


じゃなくて

『あの、研磨、いません…!!』


「は?」


『だから、研磨がいまs「はぁぁ!?」


「まぁ髪目立つし割とすぐ見つかんじゃね?」


「取り敢えず探してくる、お前ら先行ってろ」


『了解、ちゃんと探してきてね』

研磨いないと困るからねぇ

『取り敢えず、槻木澤に行ってよう』

.

俺がゲームをしてると、人が話しかけてきた

「何してんの〜」


「えーっとあ────……迷子?」

「えっ、他所から来たの?」

「うん」

ピロンピロン、とゲームの音だけが響く

するとその人はバレーのシューズを見て興奮し出した

「バレーやんの!?」

「エ"ッ」

「そのシューズ!!バレーの!?」

「あ…うん…」

「俺もバレー部!おれ日向翔陽」

自己紹介をしてくれた、俺もすべきなのか…

「…………孤爪」

「こづめ?名前?」

「孤爪…研磨…」

「けんまか!高校生?」

「うん」

「何年!?おれ1年!!」

あ、俺の方が先輩だ

「……にねん」

「ヤベッ先輩だ」

「いいよ…そういうの…体育会系の上下関係みたいなの…きらいだ」

「あ…そうなの…」

少し遠慮がちに翔陽は聞いてきた

「えーと…バレー好き?」

「うーん…別に…なんとなくやってる、嫌いじゃないけど…疲れるのとかは…好きじゃない」

おれいないと、多分困るしやめないけど…高校いる間は

「ポジションどこ?」

「んー…セッター…」

「へーっ!!なんかウチのセッターと違うなウチのはもっと「ガーッ!!」って感じのやつ!!」

「ふーん…」

「因みにおれはミドルブロッカー!!」

ちっちゃいのに、ミドルブロッカーなんだ…

「お前の学校強い!?」

「うーん…どうだろ、昔強かったらしいけど一回衰えて…でも最近は」

「強いとおもうよ」

「どこの…学校…「研磨!!」

「あ、クロだじゃあ」

またね(・・・)翔陽」

.
「すげえよな東京から来るなんて」

「向こうのセッターなんか小さくね?」

小さいけど凄いんだよ、何て思いながら聞く

「──君らの言う"ひょろっひょろのチビ"とは、俺達音駒の背骨で、脳で、心臓です。」

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作者名:いちごもちだいふく。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年11月11日 20時

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