臆病子猫。【夜久衛輔】 (ページ22)

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臆病19 ページ22

音駒VS烏野では、研磨のツーアタックが決まったりなんなりで勝った。

「次どこと？」

『多分森然』

「げぇっ」

『やっくん達のレシーブ化け物級だからいけるいける』

チラリとペナルティをこなす烏野を見ていた。
汗をかいて息もあがっているけど、どうやら山口くんは月島より体力があるらしい

「ツッキー、大丈夫？」

「＿＿＿先行っていいよ大丈夫だから！」

「＿＿＿＿分かった、じゃあ

行ってる」

それはまるで、レギュラーにも入っていて身長でも勝(まさ)っていて…きっと技術でも勝ってて

そんな月島が、下"だった"山口くんに越されたような瞬間に見えた

「どーした？メガネくんが気になるのか？」

『いや別に…』

と言いつつ、烏野を見つめながらドリンクを渡す。

やっぱ気になるんじゃねーか、とやっくんが笑った。

「あの、いいか？」

『烏野のコーチさん？全然いいですよ、今ゲーム中ですし』

ゲームって試合の事ね！

「＿＿＿＿うちの月島をどう思う？」

『それ私に聞きますか？』

「マネージャーとして優れてる感じがしたからな…バレー経験もあるんだろ？」

『ま、まぁそれなりに…

そうですね…月島は"合格点を取ってても100点を目指さない"って感じ、ですね。
何でもそつなくこなすけど…どれもその"プロ"の人には追いつかない的な』

「ん～…月島がブロックの要になってくれれば、守備のレベルがグッと上がるんだけどな…」

そんなコーチさんの呟きを私は聞いてはいたが、解決は出来ない。

.

「ヘイ眼鏡くん！今日もスパイク練習付き合わない？」

木兎が月島に話しかけるのを見て日向が驚く

「すみません遠慮しときます…」

「！！？」

「？あっそー？」

木兎はわりとすぐ諦め、クロの方に向かった

.
「おやおや？」

「おやおやおや？」

『やめなさい』

「……聞きたいことがあるんですが、いいですか」

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更新サボってすみません(＞＜)
「眼鏡くん」…ワートリの修を思い浮かべてしまう((