臆病2 ページ3
「ナイスレシーブ夜久!!」
『ほぅ……』
今日もやっくんカッコイイ、と思いながらマネージャーの仕事をこなす。
「休憩〜!!」
休憩時間になると皆こちらにやって来る(マネージャーだから当たり前)
「センパイ!ドリンク下さいっ!!」
『は、はいいっ!!』
カタカタと震えながら山本くんにドリンクを渡す
「山本お前ビビられすぎだろ〜」
「なっ…黒尾さんは大丈夫なんスか!?」
勢いよくこちらを向かれるので、ひいぃ!!と声を上げながらゆっくり頷く
『クロ、は…同じクラスだから嫌でも関わんなきゃだし…3年間やって来てるし』
「Aっ…」
『コワクナイワケジャナイデスケドネ』
ボソッと言ったつもりが聞こえてたようでクロは頭を抱えた
『ねぇねぇ研磨』
「なに…?」
『今更だけどクロの髪ってどうなってるの?凄いことになってるけど』
「ちょくちょく酷いよねA」
クロがすかさずツッこむ
「それ俺も気になってたわ」
『やっくんも?』
「おー」
「あぁ…あれは寝癖」
『「寝癖!?」』
どんな寝癖だよ…
あぁ…想像できた
枕→黒尾←枕
みたいな寝方か
『見事なヘアセットだと思ってたよ。パニーニ黒尾』
「A酷い」
『ごめんごめん、ほら休憩終わるよ
頑張ってね』
ニコッ、と微笑むと皆が顔を赤くする
(夜久の彼女天使だな、俺にちょうだい)
(やだ)
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作者名:いちごもちだいふく。 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2016年11月11日 20時