臆 病 子 猫 。【夜久衛輔】

臆病14 ページ15

「えーと、明日から合宿です」


『クロ、は〜い』


「はいA」


『いきなり過ぎ！』

明日、なんて…全く。

何処とよ〜

「梟谷学園グループ+烏野だよ」

『烏野…！』

潔子ちゃん！！！


「朝比奈さんは烏野=潔子さんなんスね…」


「山本、お前もだろ」

やっくんが笑いながら言った

確かに〜

「お前、臆病キャラ消えてきたな」


『皆……優しいから』


「あ、でも合宿は木兎いるからな〜」

クロがニヤニヤと笑う

……分かってる、これが挑発だってこと

『ぼ、ぼぼぼぼぼぼ、木兎！？』

でも、やっぱりあいつは苦手


だってうるさi((

「でも赤葦いるし、大丈夫じゃね？」


『京治〜！』

私の救世主、赤葦京治。

京治がいるなら大丈夫だよね！
それに……雪絵とかおりもいるし〜

「まあ、田中とか生川のタラコとか森然のブロッコリーとかいるけど頑張れよ。」

んんんんん

わたしはピタリと固まった


『ねーねー…行かないことって許されない？』


「許されるか？」

やっくんが研磨の方を向く

「ゆ、許される……？」

研磨がクロの方を向く


「いや、許されねぇな」

クロが言った

なんで！？

「頼んだぞ？」

『ええ……』

「お、お願いします先輩！」


『行く』←

「」←

「ほら……それに、潔子さん？？だっけ…烏野のマネにも会えんだろ」

やっくんが言った

そうだね

それに……

『やっくんとはなれるなんてむり！』


「そのいきだA！！」


「おい黒尾！」

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