今に見とけよ【鬼滅の刃】

気持ち ページ10

善逸side

外を見ると
楽しそうに微笑みながら手を繋ぐ2人の姿。

胸が苦しい。
なんでだ？

鬱陶しいのがいなくなって最高じゃないのか？

愛「どうしたの？すごくキツそうだよ」
心配そうに見てくる愛未

愛「もしかして人酔い？？外でよっか」
善「うん。」
と言って2人で店を出る

そこからはお互い何も喋らず、ただ先程2人が通っていた道を歩く

すると公園があった
アイツらいるかな…
なんて思っていた時だった

『お！おま！！やりやがったな！？』

炭「あれれ！Aちゃん遅いでちゅね！」
『シバくぞ！！？』

とか言いながら楽しそうに鬼ごっこ？をする2人

2人で鬼ごっこしても楽しくないだろ
愛「あの人たちほんと楽しそうだね笑」

羨ましそうに見る愛未
すると愛未は俺の腕をグイッと引っ張った

向き合うような体制にする

そして意を決した様に顔を近づけてくる

キ、キスされるのか…？

俺は何故かバッと愛未の顔を掴んで
キスを拒んだ

愛「なん…で…？」
愛未は今にも泣き出しそうな目でこちらを見る

善「ごめん…。」
という言葉しか出なかった

ー

炭治郎side

『ほら！追ってこいよー！』
と煽ってくるが俺はそれどころじゃなかった
あいつら、キスするのか？

彼女さんのほうがグッと顔を近づけていく
『なにしてん………の。』
Aも見てしまったようだ

しかし
炭「『！？』」
善逸は彼女さんの顔を掴んでそっぽを向いた

『はぁ！？しねーの！？おもんねー！』
と笑い飛ばしているが目には涙が溜まっていた

それを見ていられなくて

ギュ。

とAを抱きしめた

状況→←寂しい

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