今に見とけよ【鬼滅の刃】

一緒 ページ7

Aside

今日も炭治郎と一緒に学校に向かう
またしても黄色い頭が校門に立っていた

『ご苦労さんだねぇ』
と言うと炭治郎はそうだねと言った
昨日みたいに善逸がこちらを向いてもお構い無しに手を握る

善「炭治郎ピアス」
いつもは言わないことを今日はめずらしく指摘してきた

炭「すまない、これは父親の形見で外せないんだ」
行こうと言って腕を引かれた

ー

昨日と比べると嘘のように炭治郎は私にべったりだった

伊「飯だ！」
炭「すまない、今日はAと食べるから」
善「あ、うん」

お弁当も教室で2人で食べた
炭「はいっあーん♡♡ 」
『あーん…いや1口でかすぎやわ』

炭「俺のタコさんウインナー」
『あの、別に可愛いんだけど、文字にすると意味深になるからやめてね？』

善逸は私たちの様子をチラチラ見てきては
自分の制服の裾をギュ。っと握りしめていた

炭「いい感じだ」
『まじ？』

炭「じゃあ今日は駅前のカフェじゃなくてちょっと住宅街に入ったところにあるカフェ行くか？」

『なんでそんなあんたカフェ知ってんの？うん、行く』

善「…」

善逸はこれを聞き逃さなかった

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