今に見とけよ【鬼滅の刃】

変化なし ページ4

Aside

あれから普通に学校に行ったが
教室に入ってからは炭治郎は何もしてこない

話しかけに来たり、そういうのは一切ない

だけど目が合う頻度は増えた
まぁそれは私が炭治郎をチラチラ見てるってのもあるけど

するとお昼休み
みんなでお弁当を食べているとピコンと通知がなる

炭治郎今日一緒に帰ろう!

Aわかった!

さぁ炭治郎くん次は何をするんだか？

放課後がほんのちょっぴり楽しみだった

ー
放課後

今日も矢琶羽先輩から弓道部に入らないか？
と勧められたが丁重にお断りしてきた

後ろを見ると彼女さんと善逸が歩いてきてた

善逸も気付いたのかはぁ…と呆れたような顔をしていた

炭「A！」
後ろから走ってくる炭治郎
炭治郎が善逸の横を通り過ぎた時、一瞬ピクリと不満げな表情を見せた善逸

炭「行こう！」と言って手を繋いできた
『お、おう！いぇぇぇい！！』 ←

何故か私はハイになって2人で廊下を突っ走ってたら不死川先生に見つかって生徒指導くらいそうでした(髪、ピアスの件なども含めて)

『行こっか』
炭「うん」

とぼとぼと下駄箱に向かう

外を見ると雨が降り出したようだ

すると善逸と彼女さんが居た
彼女「あれ、これ取れない！！」
善「ええ！？……ほんとだ…」

あのお二人さん気付かない？
隣の傘が邪魔してんの

気まずいが助けてやろう
放っとけないから

『……はい』
と言ってとるとありがとうございます！とお礼を言われた

善逸は微妙な表情をしてたけど無視しとく

私と炭治郎、善逸と彼女さん
どちらも同時に外に出た

炭「うわ！まじか！傘持ってきてない！」
『私折りたたみ傘ある！』

と言って取り出して広げた
『ちょっと狭いけど…』と言って隣に入れるスペースを作った

炭「ありがとう！」
と言って炭治郎も入ってきた

彼女「あの人たち付き合ってるの？」
善「さぁ」

興味無さそうに欠伸をしながら頭をかく善逸
炭「嘘だ…本当は気になってるくせに」
っと炭治郎がボソッとつぶやく

『え？』
炭「忘れた？俺が鼻いいの」
あぁそっか

『興味あるんだ…笑』
炭「みたいだよ」

隣の2人は私たちから離れようともせず
間隔を狭めようともしない
微妙な距離感で歩く

炭「寒いな…Aはいこれ」
といってまた彼はマフラーをかけてくれる

『ありがとう』
炭「傘俺が持つよ」
と言って傘まで持ってくれた

善「…」

その様子を善逸が気に食わないとでも言うように見ていたのも知らずに

自慢→←仮彼女.仮彼氏。

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