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コネシマの家の前に着いて、まず思ったのは
何か雰囲気がおかしい。
だった。
高級マンションの比較的上階。外見は綺麗で豪華だ。しかしなんだろう、この雰囲気。
「全部Aの為にやったんや。絶対喜んでくれるって自信あんで。」
此方に見せたコネシマの表情はとても明るく優しさが含まれていた。その顔を見て未だに燻る胸騒ぎをなんとか鎮めようと胸に手を当て「なんだろ、楽しみです」と返事した
扉を開けた瞬間、鼻を塞ぎたくなるような臭いに顔を顰めてしまった。
『あの、このニオイってなんですか.....？』
「ま、取り敢えず中入って！」
ほらほら！、と背中を押され無理矢理家の中へと入れられた。靴を脱ぎコネシマの跡を追うと、目に飛び込んできたのは、
二人の男女の死体だった
『っ！？？』
しかも、私の元カレと元親友だった
「Aが言ってたやろ。この2人に人生めちゃくちゃにされて、苦しかったって。お前の人間不信はこの2人のせいやって。」
此方を振り向き、先程と変わらない明るい笑顔でコネシマは言った。
「だから俺が代わりに復讐したった。流石にAは女の子やし2人相手には出来ひんと思ってなー。あ、2人ともめっちゃ反省してたで？何回も謝ってた。
ま、もう今は何も言ってないけど」
『あ.....あ......』
最後の方なんて全く聞こえなかった。目の前に広がる光景に、只々驚くしか出来なかった。今何が起こってる？？何で2人が私の目の前に？血を流しているって事は彼が.......？私に見せたいものって、まさか、この事......
「2人の話聞いてからずっと何とかしてあげなって思っててなー。これ以上、Aの心の傷を放って置いたままには出来ひんかったんや。
でもこれからは、こんな奴らのことは忘れて幸せに生きて欲しい」
コネシマさんは自分が何をやったのか理解していてそのような事を言っているの？？
『ふ、2人はっ、もう死んでる...？』
「せやで！」
多分、いや、確実に。今までの彼も今目の前にいる彼も本当の彼なのだ。優しくて暖かくて、頼りになるかっこいい先輩。そして、人助けの為には殺人も厭わない。それを悪だとは思わず、私が困っていたからやった、ただそれだけ。そう、彼にとっては殺人は“人助け”であり非人道的行動ではないのだ。
これで逆らえば私もこの2人と同じようになる。
これは気付かなかった私が悪い。
一度目を瞑り必死にコネシマの行動を正当化させ、
彼を抱きしめた
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鬼雷 - 潮風悠さん» 受けて頂けるのですか！ありがとうございます！楽しみに待ってますね！ (2020年7月12日 0時) (
レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
潮風悠(プロフ) - 鬼雷さん» なるほどなるほど、承知いたしました！リクエストありがとうございますー！ (2020年7月12日 0時) (レス) id: c6e60d7221 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雷 - 夢主ちゃんがナンパかちかんされてknさんに助けてもらって夢主ちゃんがknさんのこと気になる……みたいなのっていけますか？纏まらない文てすみません！無理でしたら全然大丈夫です！ (2020年7月11日 23時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
鬼雷 - 潮風悠さん» めちゃめちゃわかります！リクエスト大丈夫なんですね！ではリクエストさせて頂きます！上に書きます！ (2020年7月11日 23時) (レス) id: 15f01a3427 (このIDを非表示/違反報告)
潮風悠(プロフ) - 鬼雷さん» リクエストはいつでも受け付けていますよ。お気軽にリクエストしちゃってください！ (2020年7月11日 14時) (レス) id: c6e60d7221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠 | 作成日時：2019年11月14日 23時
