【d!】幼馴染と社畜OL 【番外編】 (ページ16)

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サッカーの試合［高校］ページ16

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『え？コネシマの試合？』

休み時間、いつものようにペチャクチャ話しているとテンションの高いコネシマが突然思い出したようにこう言った

kn「今週の日曜日、この学校の近くのサッカーコートでサッカーの試合あんねん！俺も出るからみんな来てくれへんか！？」
tn「マジ？部活の一環で？」
kn「うっす！」
『いいやん！』
sha「何時から？」

シャオロンの問いに、覚えていなかったのかカバンを慌てて漁り目当ての紙を引っ張り出し

kn「9時からや！」

大声でそこに書いてある時間を読み上げたコネシマ

zm「うるさっw 俺いけるで」
tn「俺も」
sha「俺もいけるわ」

その場に居た全員が予定が何も無かったらしく、揃ってコネシマの試合を観に行くことが決まった

―――――

「キャッーー！！！コネシマくんっ、今のシュートカッコよかったー！！！！」
「すごいすごいっ！！」
「かっこいいー！！！」

kn「ふーーんっ！プロ結果！！！」

日曜日、無事開催されたサッカーの試合

コネシマの勇姿を見ようとコネシマのファンが押し寄せており、黄色い歓声を上げて応援していた

その様子を見たAは深い溜息を吐く

『もしかしてこれを見せたいが為に私達を？』
sha「間違い無いな。ムカつくわあいつ....自分の人気を見せびらかしやがって！！」

不人気らしいシャオロンはムキー！！と怒りを露わにしながらコネシマを睨みつけていた

zm「でも、普通に上手いよな～。」
『そうやんな。流石サッカー部キャプテン』
tn「おっ、今のは上手い！」

私達はベンチに座りゆったりと試合を眺めていた

試合後

結果はコネシマのチームが圧勝

満足気な表情でこちらに帰って来たコネシマのテンションは爆上がり

kn「おーいお前ら！！ちゃんと観てたか！？流石、俺様やったやろ！？ふーんっ！」

『はい、うざ』
kn「Aっ！？」

sha「一生お前を恨み続ける」
kn「シャオロンも！？なんやねん！！」

tn「コネシマ可哀想っww」

何だかんだで、この後しっかりとコネシマおめでとう会と称して食べに行きましたとさ