←3 ページ13
gr「ま、これから連れて行く機会いっぱいあるやろうしええやろ」
『え、ほんま？？ 連れてってくれるん！？』
gr「おう。
だから俺と付き合ってくれるか？」
『......え、お店にってことやんな？』
gr「え.....」
『え？』
gr「えぇ.....」
『え、なになに！？違うかった...！？？』
gr「......んー、まあ今の流れやとそう思うな。
ごめん、くどかったわ。」
『くどい....？ ん？』
gr「多分、いや絶対気付いてなかったやろうけど、俺はずっと前からAが好きや
俺と付き合ってくれるか？？」
『え........』
gr「大丈夫、急かす気は全く無い。
答えが出たらでいいから絶対返事してや、な？」
優しい眼差しでAを見るグルッペン
普段そんな目しないじゃん..... なんて思いながらも、
少しキュンとしたのは気のせいだと信じたい
『グルッペンと、っていうのは考えたこと無かったっていうか...その、気持ちはすごく嬉しい。でも、時間ください。』
gr「うん、ええよ
無理はするなよ。言った張本人が何言ってんねん、やけどw
ただ、俺は本気やから」
ここまで真剣な表情をしたグルッペンを見るのはいつぶりだろうか
グルッペンの想いを無下にしないよう私は何が出来るだろうか
嫌いなわけじゃない、ただ 付き合うのも何か違う
だって私とグルッペンの “好き” は全く違うから
gr「まあ考えてて欲しい。多分俺だけじゃないんやろ？？」
『え！？...うん、そうやね。』
gr「うん。
よし、じゃあ帰るか」
車内は気まずい雰囲気もなく、
いつも通りふざけて笑う事ができた
gr「昨日、オスマンと偶然会ってさ。
一緒にスイーツ食べに行ったんだが、あいつ、前よりも食べる量増えててびっくりしたわ」
『え、スイーツを？』
gr「おう。
本人曰く“最近食べる時間がなかったんや”って言ってたけど、それでもあれは食べすぎや」
『マンちゃんほんま、糖尿病で死ぬで...』
gr「wwww
あいつは大丈夫だろう。」
『なんでそう言い切れるのよ！ 高校の時もマンちゃんが胸焼けで何回仕事放棄したと思ってるんだ！w』
gr「あったな！そんなこともww」
車内でここまで口数の多いグルッペンは珍しく
Aがいつも一方的に話しかけているのに今日はグルッペンから話題がたくさん出てくる
『(気遣ってくれてるんやな)』
楽しそうに隣で話す運転手を見やり、
ありがとう
と心の中で呟いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
男子校で腐男子が腐ィーバーする話【w/r/w/r/d】 【wrwrd】伝説の女幹部様の暇つぶし!! ２【軍パロ】 【d!】社会的地位の高い奴らからストーカー行為をうけているんですけどどうしたら...もっと見る
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わーい＼(^o^)／ - キャートントンステーキ (2021年8月8日 1時) (
レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
潮風悠(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！面白いとは....！凄く嬉しいです。最後までご覧頂きありがとうございます！！ (2019年7月26日 0時) (レス) id: ce678b75b0 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - お疲れ様です...！すごく面白かったです！ (2019年7月24日 5時) (レス) id: dc9aff3977 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：悠 | 作成日時：2019年7月13日 15時
