憧れの先輩…

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ー朝ー







今日は須知さんと出番が一緒！









A「須知さん、今日出番一緒やから、一緒に行けたらな〜なんて…////////」









す「ええよ！ちょっと待ってなズボンまだパジャマや//」









A「分かった！じゃあ外で待っとく」









ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ









す「なぁ、た〜ちん









Aには今から言う事言わんとってな」









た「えぇけど、なんや」









す「木部ちゃん、しっとうやろ








俺の元相方の」









た「うん」









す「その木部ちゃんのお母さんには世話になってな、育ての親みたいなもんなんよ。まぁ実の母に育てられたけど」









た「うん。そんで？」









す「木部ちゃんのお母さんがな、今アメリカ住んどんねんけど、急に倒れてしもて、命に別状ないらしいけど…治らん位の重い病気やねんて」









た「そうなんか」









す「ほんで、木部ちゃん一人で介護するんは難しいから俺、新喜劇辞めてアメリカいかなあかんねん」









た「え、いつ行くねん」









す「一ヶ月後」









た「そんなん、言うてる間やんか」









す「うん。でもAに言ったら私も行くとか言い出すかもやから…」









た「一緒に行ったらえぇやん」









須「でも、Aは、小学校からの夢やってんて。新喜劇入るの。だからAには俺の代わりに皆を笑顔にさせてほしい。









もうこれ以上誰にも迷惑かけたくないねん。」









た「…わかっ…た。Aちゃん待っとるからはよ行き。一ヶ月後の大事な時間Aちゃんと大切に過ごし。」









す「なくなよ。男やろw







じゃあ行ってくる」









た「うん。」









なんで、すっちゃんばっかり辛い思いせなあかんの。そんなんすっちゃんも、Aちゃんも可哀想や…

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