【AtR】こんにちは、暗黒卿【96nk】 (ページ5)

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真「僕たちが作り上げた仮想世界なんだよ」

真「いわばパラレルワールドってやつ」

　『パラレルワールド…』

ドラマで聞いたことがあったその言葉
現実になってしまうといまいちピンとこない
そんなプチパニック状態な私に1つの疑問が浮かんだ

　『じゃあこの世界と並行して私がお母さんをこ/ろした世界も進んでいるの…？』

真「もちろん」

真「気になる？」

　『…うん』

真「見せてあげようか？」

　『…いいの？』

真「君がその現実を受け止められるなら…ね？」

　『…私は真実を知りたい』

真「よく言った。」

真「じゃあちょっとだけ覗いてきなよ」

真「もし辛くなったら助けてって言ってね」

真「この場所に戻してあげるから」

　『うん…わかった。』

真「じゃあちょっと待っててね」

真「Apri la porta della verità」

彼がそう唱えると目の前にドアが現れた
この世界では魔法が使えるのだろうか

真「そこのドアを入れば現実世界だよ」

　『…ありがとう』

真「ほら早く行ってきなよ」

　『…うん』

真「君には受け止められない現実を
　どう受け止めるんだろうなぁ＿＿」

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途中の外国語を和訳すると”真実の扉を開くのだ”です
イタリア語にしたのは気分です(((