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真「君は人を殺した。」
『えっ…』
真「3歳の時におもちゃを買ってもらえなくて
母親を包丁で刺殺」
真「その後近所のスーパーへ買い物へ行っていた父親が帰宅し、
その光景を見てパニックになり、君を殺そうとした」
真「父親の叫び声を聞いた近所の女性が警察に通報し
父親が署に連れて行かれる」
真「警察は強盗の線も探ったが、金品が盗まれていないため
殺人と処理し、犯人を被害者の夫である君の父親と断定し、逮捕」
真「容疑を否認していたこともあり、懲役18年が課せられた」
『でも…でも…私のお母さんとお父さんは優しくて、仲良しで…』
真「それは僕たちが働いている研究所の職員だよ」
『研究所の…職員…?』
真「そう。ちなみに僕も彼方さんも棗も
君に親しかった人み〜んな研究所の職員」
『じゃ、じゃあ真冬は私のこと…』
真「もちろん、好きじゃないよ」
『じゃあなんでこんなことをっ…!』
真「僕たちは君を研究しているからだよ」
『私を研究…?』
真「そう、僕たちの研究所は物心付く前に
悪事を働いてしまった子たちに
2度とそんなことを起こさせないようにしているんだ」
『じゃあ今まで生活はなんだったの…?!』
真「それはね…」
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作者名:SIMカードが刺さらない | 作成日時:2020年5月17日 11時