今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:746 hit
小｜中｜大
thirteen ページ14
『そ、んな
でもそんなこと出来るわけっ…』
棗「わしとまふくんみたいな社会不適合者は
いないみたいなもん
誰にも覚えて貰えずに朽ちて行く。」
棗「だから処分したところで問題ない。」
『そんなの、絶対にダメだよ…』
『ねぇ、棗
此処から逃げ出そう…？』
棗「そんなの出来るわけないよ…」
棗「ここは実験施設。
研究対象者がどんな手を使ってでも逃げ出さないように
厳重な警備が貼られているんだよ。
それに話したでしょ？
Aの体の中にはAIが埋め込まれている…」
『でも、何か…！』
棗「うるさいっ！！！」
『っ…』
棗「そうやって中途半端に希望を与えないでよっ…」
『…ごめん』
気づいた時にはベッドの上で気を失っていた＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SIMカードが刺さらない | 作成日時：2020年5月17日 11時
