えいとー ページ9
「ねーねー、如月さん!ちょっといいかな?」
教室に入って早々、普段は絶対に話しかけてこないであろう
スクールカースト上位の陽キャ女子達が話かけてきた
勘のいいブスである私は悟ってしまった。
<<< こ れ 絶 対 い じ め ら れ る や ん >>>
『今はちょっと、、、』
「えー?!いいじゃん!だって暇でしょ?」
『いや今日の予習をしておかないと…』
「いいから来いって。」
『えっ、』
デブすらも動かせる女子達を見てゴリラかと思いながら体育館裏に連れてこられた
「調子乗ってんの?」
『えっと〜…』
「心当たりあるでしょ?」
『…。』
「彼方くん、なんであんたと付き合ってんのかな〜?」
「こっぴどく振られると思ったら付き合ってるし」
「うちらの彼方くんを誑かさないでよね?」
『そんなの私達の勝手じゃないですか。』
「は?」
「大人しく別れてくれたら許してあげたのに」
「あれ、やっちゃおうよw」
「りょwww」
「あんたなんか消えちまえっ!!!」
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作者名:SIMカードが刺さらない | 作成日時:2020年12月20日 22時