【呪術廻戦】その少女。吸呪鬼にて取り扱い注意

虎杖 ページ8

俺達は無事釘崎を救出して、伊地知さんに釘崎を病院に届けてもらってから虎杖を待っていた

伏「！！」
刹那、伏黒が何かに反応した。
虎杖帰ってきた？にしては虎杖の気配はない。代わりに俺の後ろからの威圧感のみ。

宿「虎杖(ヤツ)なら戻らんぞ。」

は？虎杖が戻らないって？どういうこと？虎杖が飲まれた(・・・・)の？

宿「そう脅えるな。今は機嫌がいい。少し話そう」

そう言いながら俺の頭に手をおいて左右に動かして頭を撫でる虎杖の様な姿をしている宿儺。やめろ。触るな。虎杖の姿をしているだけの呪いに触られている。その事実に今にも吐いてしまいそう。吐いてしまいそうなのに宿儺の呪力量、威圧感が相まってまたお腹が空く。この体。不便だなぁ。

宿「なんの縛りもなく俺を利用したツケだな。俺と代わるのに少々手こずっている様だ。しかしまぁそれも時間の問題だろ。そこで俺に今できることを考えた。」

言いながら服を破る宿儺。言っている間も手の動きは止まることなく俺は更に吐き気を催した。言い終わってやっと手が離れたとおもえば虎杖の体に手をぶっ指して心の臓を取り出した。そんなことしたら、したら、、虎杖が...もういい。呪いの王なんて知るか。虎杖が死んだ時には呪いの王だろうがなんだろうが呪い殺してやる。

伏「A。下がってろ」
『…』
伏「A」
『…』

伏黒が睨む様に言うから後ろにいる宿儺から距離を取って離れると伏黒と宿儺の怒涛、、否。宿儺が優勢すぎる戦いを見せられた。俺が入っても足手まといになるだけだと理解していたので俺は宿儺をどうやって呪い殺すかをずっと考えていた。心臓がないと人間は死ぬ。あの状態で虎杖が戻れば虎杖に残されるは死。でもきっと虎杖は戻ってくる。昔からそーいう奴だったから。

宿「魅せてみろ！！伏黒恵！！」
伏「布瑠部由良由良ハ握＿＿」

ほら。やっぱり虎杖はそーいう奴だった。

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