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『…死んでるといーね。』 ページ3

「あの!!正は、息子は大丈夫なんでしょうか!?」

息子…サン。中に居る人か…虎杖…すんごい顔してるよ…

伊「何者かによって施設内に毒物が撒かれた可能性があります。現時点でこれ以上の事は申し上げられません」「そんな…」

あからさまに肩を落とし、涙を流す正サンのお母さん...と思われる…否。お母さんだよ。きっと。息子って言ってたし。

虎「A、伏黒、釘崎。助けるぞ。」
釘「当然」
伏「…」
『…』
生きてる保証も死んでる保証もないのにね。

伊「帳を下ろします。お気をつけて。
【闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ払え】」

伊地知さんが唱えると雨が降っている空から真っ黒な炭のようなものが空をどんどん包み込んでいく。

虎「すっげぇ!夜になってく!!」
伏「帳。住宅地が近いからな。俺達を隠す結界だ」
釘「無知め。」
伏「玉犬。」

伏黒がいつぞやのワンコを召喚する。相変わらずお利口そうだね。

伏「呪いが近づいたらこいつが教えてくれる」
淡々と告げる伏黒とブンブン尻尾をふるお利口ワンコ。温度差がすごいなぁ。

伏「行くぞ」
「「「!!!」」」

中に入った途端、皆同じ反応をしたと思う。
かくいう俺もかなり吃驚した。

入った瞬間腹の底がすごく疼いた。

ちょっとじゃない。かなり。
伏黒や釘崎、ましてや虎杖の声すらまともに入ってこなかった。なに…これ。すご…

伏「緊張感!!!」

という伏黒の言葉で我に返った。
そうそう。ここは呪いがいるんだ。特級に成りうる呪い。呪胎だっけ。否、そんなのはどうでもいいや。



死体がみっつ。
上半身だけの死体。丸められた死体。
どちらも酷い死に方をしていた。

皆顔を歪めていた。いや、無意識か?[歪んでる]

その内に虎杖が死体に近寄って死体を持って帰えると言い出した。持ち帰り宣言を聞いて釘崎は困惑し、伏黒は虎杖に反対していた。それもそうだ。ここにいるのは[悪いこと]をした人間。しかも残り二人もいる。この人間一人を贔屓する訳にはいかない。

心の中で一人、虎杖に反対してたら釘崎が話しかけてきた。


釘「A?…アンタ、目。どうしたの?」

予感的中→←『(嫌な感じ)』



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のらねこ。(プロフ) - 時雨さん» 嬉しすぎます!!楽しみにしてくれてありがとうございます!!更新頻度は亀過ぎて萎えますが…兎に角頑張ります!!コメントありがとうございます!! (2021年5月8日 22時) (レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - 面白すぎます!!いつも楽しみにしてます(* >ω<)頑張ってください! (2021年5月8日 19時) (レス) id: c136d2eb58 (このIDを非表示/違反報告)
のらねこ。(プロフ) - 泣きそう…(((ありがとうございます(土下座)めちゃくちゃ亀で申し訳ないです…ほんと…めっちゃ頑張ります。目指せ!土日沢山更新!!(頑張りゅ) (2021年5月6日 23時) (レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - 前作から読ませていただきました!!めっちゃ好きです(*´ω`*)更新頑張ってくださいッッッ (2021年5月6日 22時) (レス) id: 719e5dac86 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わかば。 x他1人 | 作成日時:2021年5月1日 16時

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