Dal _192 ページ42
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…あれ、ここ、何処？
ｼﾞｽ｢…っっ、！！！？｣
え、え…？ベッド下にAがいる。え、私落としちゃった？て言うかあまり記憶が無い。ヨンジさんのYouTubeにお邪魔して、お酒飲んで楽しくワイワイしてたけど、あれ？私その後どうしてたっけ？
て言うか、ここにAがいて、服は丁寧にハンガーにかけてあって、大きめの服を着てるって事は、ここはAの家なんだろうけど…、え、どうしたらいい？私
「おはよ、」
ｼﾞｽ｢はっ、ぁ、おはよ…
ここAの家？｣
「うん」
ｼﾞｽ｢…ごめんなさい
記憶が全然なくって…｣
「んー？昨日はー…
迎えに来てって言われたから迎えに行って」
ｼﾞｽ｢うそ、｣
「その介抱を母さんがして」
ｼﾞｽ「申し訳ない…」
「その後は、俺もヨンジュンと一緒に布団で寝て、
ジスさんはベッドで寝てたかな」
ｼﾞｽ｢てっきり寝相で落としちゃったかと思ってた｣
そう言えば、Aの家族にはAが入院した時に何回か会った事あったっけ。お話もさせてもらったけど、雰囲気が似てて家族だなって思った。
それを次は私が介抱してもらうとは思わなかった…
けど、なんかいい匂い
「シャワー浴びるなら、向かいの扉の隣ですよ」
ｼﾞｽ｢借りてい？｣
「うん。あ、はい、リンゴジュース」
ｼﾞｽ｢リンゴジュース…？｣
「母さんが起きたら飲ませてあげてって」
ｼﾞｽ｢成程…｣
「タオルとかも棚に置いてあるから、
自由に使って大丈夫ですよ」
ｼﾞｽ｢ありがとう｣
なんかホテルみたいに綺麗。潔癖なのかな？いやでも、潔癖なら態々酔っ払いをベッドに流石に寝かせないか。
でも、使い捨ての歯ブラシが置いてあるのは面白い。タオルはふかふかで柔らかくて、綺麗に全てが整頓されてる。綺麗好き？なのかな？Aの事、そう言えばあまり知らない事の方が多い気がする。
「濡れてる」
ｼﾞｽ｢スッキリしてきた…｣
「良かった良かった」
ｼﾞｽ｢うん、後は髪の毛を乾かすだけ…｣
「お客様痒い所はございませんかー？」
ｼﾞｽ｢んふふ笑ないでーす！｣
「はい、完了」
ｼﾞｽ｢ありがとうございます笑｣
「いえいえ笑」
ｼﾞｽ｢A｣
「んー？」
ｼﾞｽ｢Aって綺麗好き？それとも潔癖？｣
「えー、んー…、潔癖って事はないし、
かと言って特別綺麗好きって訳でもないかも…。
ものの置き場所って、特定の場所習慣的に置いてるから
全くの無意識」
ｼﾞｽ｢習慣的って凄い｣
「ね」
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作者名：RIKU
| 作成日時：2022年8月16日 15時
