Dal _187 ページ37
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「ねぇ、ヒョン」
mg「んー?」
「もし、自分の寿命が短かったら何をする?」
mg「えー、そうだなぁ…
自分の出来る限りのものをするかな。
やりたい事とか、何か挑戦してみたい事とか」
「何を挑戦してみたいの?笑」
mg「え笑そうだなぁ、
例えばA達が立ってるステージの景色を、
俺も同じステージに立って見てみたいかな笑」
「いつも舞台袖か関係者席で見てるもんね」
mg「うん笑あの景色をお前達が立ってる所で見て見たら、
めちゃくちゃ綺麗だと思うなぁ」
「んふっ笑うん、めちゃくちゃ綺麗だよ」
mg「Aは?」
「俺はー…んー…」
俺は、何がしたいかな
この体が動かなくなる迄、何をしようかな…。俺としては、今がそうなんだと思う。
アイドルになりたいと思ってなった訳じゃない。だけど、歌やダンスをして、ファンが出来ていくにつれて、それらがつまらないとは思った事がない。
兄ちゃんも言ってた。いつもつまらなさそうにしてた顔が明るくなったって。歌って踊って、時には演技もして。何だか楽しそうだって。コロッと変えてしまったメンバー達が少し悔しいってのも、なんか言ってたっけ。
そんな?かな?
だけど、そうだなぁ…、何がしたいかって思えば、多分やりたい事は沢山あるんだろうけど、沢山あってもどれから始めればいいか分からないから、ないって言う考えが生まれる。
「ヒョン」
mg「ん?」
「ないかな」
mg「勿体ない」
「ふふ笑沢山あるから、ないんだよ」
mg「どゆこと?笑」
「沢山あって、どれもやってみたい事なんだけどさ。
どれから始めればいいか分からないから、もういいやって」
mg「自暴自棄になるなー笑」
いつ、動かなくなるかな
寿命が尽きる時は、誰にも知られずがいいな。家族といて、メンバーや友達とかには、いつの間にか死んでいたって。猫みたいに死にたい。
1人でのそっと、そっと、静かに
mg「A」
「ん?」
mg「…、また日本に来させてな笑」
「ふふ笑いいよ。
築地に次は皆で行こうね」
mg「それはなんか不安だなー笑」
「えーなんで?」
mg「だって考えてみろ笑
直ぐ帰りたいやつが2人に、
迷子になる可能性が絶大なやつが3人。
何かともの壊しそうで怖いのが1人に、
それらを見て慌てふためく奴らが俺を含めて3人」
「因みにそれは誰達?笑」
mg「迷子はクオズの2人とジョングクだろー?
直ぐに帰りたいやつはユンギとA。
んで、もの壊しの常習犯はナムジュンで、
最後の3人はジンとホソクと俺」
「あははっ笑」
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作者名:RIKU | 作成日時:2022年8月16日 15時