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まだ少し先にある誕生日だけど、折角日本に来て観光もして。対して行きつけとかそう言うのはないからか、メンバーの中でも1年の最後に近いヒョンの要望で、じいちゃんの家でゆっくりのんびりと誕生日を祝う。

行く途中にある老舗のケーキ屋さんで、色んなケーキを買って。誕生日プレゼントには、オシャレ人間のヒョンに似合うアクセサリーを買って。いつもの誕生日ソングを面白可笑しく日本語で歌って。

夜ご飯はおでんを食べた。それから少しのお酒も飲んだ。ドラッグストアに売ってたバッカスを食べたり、ドン・キホーテに行って有名になった韓国のお菓子を食べたりしたけど、俺の口には合わなかった。

なんて、そんな日本にいる日常を送れば、楽しそうと送られてきた文。それから私も行きたいっていう言葉が送られてきた。

後ろを振り向けば、いつかのユンギヒョンと作ったみたいに、小さな七輪で串団子を作ってはテンションが上がってる3人と、そこに楽しそうに笑ってるじいちゃんとばあちゃん。そんな5人の写真をこっそり撮って、不定期に更新するインスタにあげる。

いつか、連れてくる日はあるのかな

12月を過ぎればすぐにやってくるジスさんの誕生日。恋愛ソングの多い彼女のグループの曲を聞く度に、恋煩いから失恋迄が象られてて、凄いなぁなんて思ってたりもする。

TH「Aー！団子ができるよー！」

「うん」

JM【これが、あー…？】

祖父【みたらし】

JM【あ！みたらしぃ、で、三色団子】

JK【みたらしと、これ餡子のせたらおいし？】

祖母【ふふ笑欲張りさんねぇ笑】

TH【あー、ジョングクは欲張り笑】

JK【Aのはこれ】

JM【それジョングガが作ったやつ】

JK「どう？」

【もっちもち】

JK【美味しいですかー？笑】

【美味しい】

テーブルに置いたスマホが通知を知らせて、それを見れば夏からずるいって来てた。夏も来たらいいのに。奥さんと一緒に、じいちゃん達に会いに来たら喜ぶと思う。

ワンコは寒い外を眺めてるよ。コタツの中に温まりながら、頭にみかんのせたらじっと見つめられてる。可愛い。多分本人は何するんだとでも言ってそうな顔してるけど。

JM【んー！てひょんあー！】

TH【ん？あ！あ！】

祖母【あらあら、その布巾で拭いたらいいよ】
祖父【大丈夫か？】

TH【ん！大丈夫】

JK【おちついてー、下さいねー】

【三色団子食べたい】

TH【次は俺の！】
JK【だめ！俺！】

謎にジョングクが作った団子を食べてるけど、段々お腹いっぱいになってきた。

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