癒しの根源 #80 ページ30
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「お亮さん？」
吉沢「ちょっと待ってね…ふぅ」
「？ふふっ笑落ち着いてくださーい」
吉沢「ははっ笑うん…
A」
「ん？」
吉沢「っ…好き、」
「うん」
吉沢「ちゃんとした異性として。
恋愛感情ありで、Aが…
ソアが好き」
「…何か同じ人物なのに別の人みたい笑」
吉沢「確かに笑」
「亮さん」
吉沢「ん？」
「分かったよ」
吉沢「なにが？」
「本能的にお亮さんが好きって言うの。
ずっと一緒に居すぎて分からなくなかった
私も亮さん好きだよ」
吉沢「本当に？」
「うん笑」
吉沢「…マジ？」
「マジ笑」
吉沢「じゃ、じゃあ…俺と、付き合ってください」
「ふふっ笑はい！」
暖かい大きな手に握られる感覚が
昔の日本に来たばかりの時と同じ感覚で
ドキドキした
キューって心臓がした
本当はね、久し振りに遊べるから
新しいセットアップの服着て
いつも以上に上手にメイクしてみたり
前の前の日からネイルの色合わせてみたり
色々試して頑張ったんだよ
吉沢「A？」
「ふふっ笑めっちゃ好きってやつだよ」
吉沢「ははっ笑そっか」
ポカポカする
お亮さんは太陽みたいだと思う
テヒョンに似てると思うけどあの人は双子の兄だから
お亮さんとはまた違ったポカポカさ
「そっか」
吉沢「ん？」
「私お亮さんの手好き。
暖かいし、大きいし
手握ったら安心出来るし
多分それはお亮さんの手じゃなきゃ無理だと思う
お亮さんが隣に居てくれると安心できるし
迚嬉しいし楽しく思う」
吉沢「…そんな風に思ってたの？笑」
「ん？うん」
吉沢「…はぁー」
「え、え？」
吉沢「日本との違いって
韓国人の特徴なのかわかんないけどさ
なんか…愛情表現が無意識過ぎて持ちそうにない」
「？」
吉沢「いいや笑でも本当はさ
断られる覚悟で言ってみた」
「え」
吉沢「ほら、韓国って告白しても何度か断られるって
俺テレビで見たから少なからず覚悟はしてた
断られても告白は頑張ってするんだけどさ笑」
「お国柄ってやつかな…笑
だけどここは日本だから」
吉沢「ははっ笑そっか」
「お亮さん」
吉沢「ん？」
「好きだよ」
吉沢「そこも何気にお国柄だと思うよ…
まぁ、俺も好きだけど笑」
「ふふっ笑」
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作者名：RIKU
| 作成日時：2020年10月18日 17時
