年上と年下 (ページ4)

今日:15 hit、昨日:16 hit、合計:15,659 hit

はぐページ4

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思う様な楽曲が完成しない。

打っては消して
クリックしてはまた1からやり直す

こういうのが作りたい

そう頭で分かっていても
思い通りには行かずイライラする。

そんな時は

「はい」

ﾕﾝｷﾞ「……」

今日はダボダボのニットを着てる彼女が

デカすぎて手があまり出てない腕を広げてる。

彼女が作ってくれた珈琲も

邪魔しない様にしてくれてるのも

時々目隠しして俺で遊ぶのも

彼女の存在がそこにあるのも

彼女の温もりが包んでくれるのも

全てが俺の癒し。

ﾕﾝｷﾞ「すき」

「ふふㅎㅎ私も」

ふにゃっと笑うと
自然と笑顔になるこの笑顔が好き

少し強く抱きしめると
少し体温が上がって照れてるのも好き

深呼吸した時に香る
お揃いの香水を付けてくれてる所も好き

肩に填めた俺の頭を
そっと、だけど優しく撫でてくれる所も好き

永遠に語れる程好きな所が沢山ある。

「帰りに買い物してたらおまけしてくれた！」

｢ほら！｣と言って見せた袋には
本来買うつもりがない食材が詰まってる。

どんだけ貰ったんだか…ㅋㅋ

ﾕﾝｷﾞ「ふはっㅋㅋ
やっぱぬなって俺より子ども」

「何でそうなるの！？」

キッチンに向かえば

紙袋に入った生肉や
ぬなの好きな白身魚

ビニールの中は大量のじゃがいもや
綺麗な色をしたパプリカに人参

大きいものでキャベツやレタスも入ってる

きっとマネージャーさんも手伝ってくれたんだろう

こんなに大量の荷物は
ぬなじゃ運べやしないし

それに、ぬながそれらを貰ってる姿が目に浮かんで

やっぱり国民の癒しだなぁと感じる。

「今日何しようかなー」

ﾕﾝｷﾞ「んー」

「ふふㅎㅎ」

ﾕﾝｷﾞ「ん」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

「ゆんちゃんはおねむの時間なのね～」

ﾕﾝｷﾞ「まだもうちょっと」

「はーいそこ段差あるので気をつけてくださーい」

ﾕﾝｷﾞ「いてっ」

「ㅎㅎ」

ﾕﾝｷﾞ「痛かった…」

「気をつけてくださーいㅎㅎ」

#国民の癒し
#俺だけの癒し

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